錦織、ロシアの若手カチャノフに手こずるも4セットで勝利 [全米オープン] (2/2ページ)
3時間近い中断後、コートに戻ると、力強く2ゲームを連取。第4セットの第3ゲームでブレークを許した際は、ふたたびカチャノフに息を吹き返すチャンスを与えたようにも見えたが、ここは相手もまだ若かったと同時に錦織が冷静だった。1-3から5ゲームを連取。
第6ゲームの1ポイント目にカチャノフがおかしたダブルフォールト、第8ゲームの30-30からラリーを止めてまで要求した〈チャレンジ〉(※自動ライン判定)の失敗など、小さなきっかけからブレークにつなげたところはさすがだった。終始完璧なテニスというわけではなかったが、要所を押さえてキズを最小限にとどめた。
ただ、一つ気になったのが、第2セットで一度トレーナーを呼んだことだ。脇腹…ではなく、診察を受けたのは目だった。
「目がよく見えなくて、集中できなかった」
次は1回戦で第25シードのフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)を破ってきた世界ランク42位のニコラ・マウ(フランス)が相手だ。視界はクリアな状態で臨まなければ、かなり厳しい。
(テニスマガジン/ライター◎山口奈緒美)