「シン・ゴジラ」の感想を、枝野幸男さんに聞きに行ってみました【後編】 (3/3ページ)

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後は、その人から直接話を聞くようにしました。このように、危機の時には各役所が、平時の肩書きや序列にとらわれず、一番わかってる人間、一番できる人間を前面に出せるようにする。それしかないんじゃないでしょうか。

「はぐれ者」でなくても、できる官僚はちゃんといる

――ゴジラの最初の上陸時、尾頭ヒロミが課長補佐にもかかわらず抜擢された場面を思い出しますね。

枝野 でも、映画では「はぐれ者チーム」でしたが、そうでなくてもできる人が各役所にはいるんですよ、ちゃんと。ただ、専門家だけで回しても弊害があるから、それはその都度その都度、臨機応変で。そして臨機応変にやれ、と指示を出す以上、政治家がそこは責任を取らなくてはいけない。

――最後に。映画では、日本の復興へと期待を持たせる形で終わりとなります。

枝野 ええ。

――現実の日本の、3.11からの「復興」の現状をどうご覧になりますか。

枝野 ハードはそれなりに進んでいると思います。ただその分だけ、ソフト――という言い方がいいのかわかりませんが、生活や営み、みたいなものが追い付いていない。むしろ壊れてしまっている。家や道路だけあっても、人間は生活していくことができない。仕事がいる。コミュニティーがいる。そうしたものが置き去りになってしまっている側面が強いんじゃないか。そうした部分は目に見えないだけに、深刻だと思いますね。

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以上、枝野幸男さんのインタビューでした。

ちなみに、「シン・ゴジラ」以外の映画についてお聞きしたところ、AKB48にハマるきっかけになった「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(前田敦子さん主演)と、子どもと一緒に見に行ったという「ファインディング・ドリー」の名前が挙がっていました。

枝野さん、ありがとうございました。

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