【プロ野球】3つのカテゴリーを同時に見られる! 大阪プロ・アマ交流戦、真夏のトーナメント2016観戦リポート (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■決勝はプロ対社会人

 決勝戦はオリックスとパナソニックの対戦。オリックスはここまで、NTT西日本と大阪商業大に勝利、パナソニックは関西大と日本生命を破っての決勝進出となった。

 先発投手は、オリックスがシーズン途中加入のミッシュ、パナソニックが都市対抗でも先発した藤井聖太。

 パナソニックは2回、先頭打者の井上貴晴がミッシュの初球をとらえ、右翼へホームランを放ち先制。5回に阪神からパナソニック入りした阪口哲也のタイムリー、6回には柳田一喜の犠飛で追加点。その後8回に1点、9回に2点を挙げた。

 一方、オリックスは藤井の前に3回までパーフェクトに抑えられる。4回に駿太がチーム初安打を放つものの、併殺打でチャンスをつぶす。6回には吉田雄人と縞田拓弥の連打で無死一、二塁のチャンスを作るも、またしても併殺により得点できず。

 その後もオリックスはチャンスらしいチャンスを作れず、6対0でパナソニックが勝利。今大会の優勝を飾った。オリックスは2年連続の準優勝。

■プロ・アマの楽しみ方

 この大会は、夏の高校野球が終わり、大学野球の秋季リーグが始まる前、社会人の日本選手権予選の始まる前という、ちょっとしたすき間の期間に開催される。

 そして大学、社会人、プロの3つのカテゴリーの野球を同時に、かつ無料で観戦することができる。まさに『野球太郎』読者にうってつけの大会なのだ。

 プロの将来の1軍選手を見るもよし。アマチュアのドラフトの隠し玉を見つけるもよし。アマチュアの選手がプロと対戦してどの程度通用するのかを確かめるのもよし。もちろん、純粋に野球観戦を楽しむのもよし。

 今後もこの大会が続き、我々を楽しませてくれることを切に願う。

矢上豊(やがみ・ゆたか)
大阪在住の山本昌世代。初めてのプロ野球観戦は、今はなき大阪球場での南海対阪急戦と、生粋の関西パ・リーグ党。以来、阪急、オリックス一筋の熱狂的ファン。プロ野球のみならず、関西の大学、社会人などのアマチュア野球も年間を通じて観戦中。
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