その叱り方、まずいかも?「年中無休の怒り屋」を卒業するポイント

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その叱り方、まずいかも?「年中無休の怒り屋」を卒業するポイント

毎日、ガミガミ叱っているのに、子どもは“馬の耳に念仏……”どうすればいいのか分からず、途方にくれてしまった、なんて経験はありませんか?

それは、子どもの問題ではなく、“叱り方”に問題があるのかもしれません。

今日は、『1人でできる子になる テキトー母さん流 子育てのコツ』の著者の立石美津子が、年中無休の怒り屋を卒業する方法についてお話します。

■子ども達に「いつもと違うぞ」と気付かせる

保育園、幼稚園、小学校で騒がしいクラスってありますよね。

「どうして静かに出来ないの!お口はチャック!」と先生がずっと注意しているのに、クラスはざわついています。

そこで先生は「子どもがうるさいので自分の声が通らないだろう」と考えて輪をかけて大声で話します。

完全な悪循環……

でも、指導力のある先生はそんなことはしません。

黙って前に立ち微動だにしないで、子ども達をじーっと見つめます。そして、小さな声でこう呟きます。

「あれ、今、何をする時間かしら……」

すると、普段の担任とは違う雰囲気、緊張感、空気を察して子ども達同士で「静かにしようよ。先生がジロッて見ているよ」とお互い注意し合ったりします。

そして、いつの間にか静かになります。

■子育てに応用

子どもの躾も同じです。機関銃のように365日年中無休で叱っても、その小言は左耳から右耳へ抜けてしまいます。

“馬の耳に念仏・馬耳東風・暖簾に腕押し・ヌカに釘・蛙の面に水”状態ですね。

躾けは口か、ら出る言葉だけではなく、態度で示した方が効果的なんです。

言葉そのものでなく、見た目、声の質、速さ、大きさです。

ママはエプロンを外し、スーツの上着やブレザーを羽織りきちんとした服装をします。そして子どもの目線にしゃがみじっと目を見つめます。声もいつもより低く、スピードも遅くです。普段、大きな声のママはわざと小声で諭すなどです。これでいつもと違う空気が流れます。

(▼叱る親がこの格好ですと子は緊張感が持てません)

(▼先生みたいで、何だかいつもと違う感じになります)

■少し嫌味な言い方の方が効果あり

少し嫌味な言い方もまた効果があります。

●おもちゃをなかなか片づけないとき

「散らかさないの!」「片付けなさい!」→「わあ、こんなに散らかっているのはちょっと嫌だな……」

●食事中おもちゃを離さないとき

「おもちゃで遊びながら食べてはいけません!」→「え、御飯食べるとき、おもちゃを使うの?」「え、御飯食べるときおもちゃを出しちゃうんだー」

●食べ物を残すとき

「好き嫌いしてはいけません!」→「わあ、こんなに美味しい物、残しちゃうんだー」「ママが一生懸命、作ったのにな。残念。」

少しねちっこいかもしれませんが、子どもはハタと気付いたりします。

いかがでしたか。

年中無中で叱っているのに子どもが小言を聞き飽きて、左耳から右耳へ抜けているようでしたら、伝え方がまずいのかもしれませんよ。

子どもも朝から晩まで叱られ、親もしんどくなり、お互い疲れてしまいます。

子ども自身に気づかせる叱りかたを工夫しましょう。

【画像】

※ Oksana Kuzmina, Gladskikh Tatiana / shutterstock

【参考】

※ 『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』

※ 『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』

※ Poznyakov / shutterstock

【著者略歴】

※ 立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』

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