その叱り方、まずいかも?「年中無休の怒り屋」を卒業するポイント (1/2ページ)

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その叱り方、まずいかも?「年中無休の怒り屋」を卒業するポイント

毎日、ガミガミ叱っているのに、子どもは“馬の耳に念仏……”どうすればいいのか分からず、途方にくれてしまった、なんて経験はありませんか?

それは、子どもの問題ではなく、“叱り方”に問題があるのかもしれません。

今日は、『1人でできる子になる テキトー母さん流 子育てのコツ』の著者の立石美津子が、年中無休の怒り屋を卒業する方法についてお話します。

■子ども達に「いつもと違うぞ」と気付かせる

保育園、幼稚園、小学校で騒がしいクラスってありますよね。

「どうして静かに出来ないの!お口はチャック!」と先生がずっと注意しているのに、クラスはざわついています。

そこで先生は「子どもがうるさいので自分の声が通らないだろう」と考えて輪をかけて大声で話します。

完全な悪循環……

でも、指導力のある先生はそんなことはしません。

黙って前に立ち微動だにしないで、子ども達をじーっと見つめます。そして、小さな声でこう呟きます。

「あれ、今、何をする時間かしら……」

すると、普段の担任とは違う雰囲気、緊張感、空気を察して子ども達同士で「静かにしようよ。先生がジロッて見ているよ」とお互い注意し合ったりします。

そして、いつの間にか静かになります。

■子育てに応用

子どもの躾も同じです。機関銃のように365日年中無休で叱っても、その小言は左耳から右耳へ抜けてしまいます。

“馬の耳に念仏・馬耳東風・暖簾に腕押し・ヌカに釘・蛙の面に水”状態ですね。

躾けは口か、ら出る言葉だけではなく、態度で示した方が効果的なんです。

言葉そのものでなく、見た目、声の質、速さ、大きさです。

ママはエプロンを外し、スーツの上着やブレザーを羽織りきちんとした服装をします。そして子どもの目線にしゃがみじっと目を見つめます。声もいつもより低く、スピードも遅くです。普段、大きな声のママはわざと小声で諭すなどです。これでいつもと違う空気が流れます。

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