大谷翔平、プロ野球史に残る「天才二刀流」の完成 (3/4ページ)
「どうやら大谷の状態については、球団内でも機密事項になっているようなんです」(全国紙野球担当記者) スポーツ紙などでは、札幌ドームのブルペンで、試合前に投球練習をして50球投げ込んだ、などと報じられているが、「栗山監督と吉井コーチ以外はシャットアウトされてしまうので、我々は監督やコーチのコメントで大谷の状態を推測するしかない。正確な大谷の状態がまったく伝わってこないんです」(前同)
まさか、投げられない状態なのか? しかし一方では、こんな話も。「大谷が遠投しているシーンも目撃したこともあります。おそらく故障じゃないでしょう。少なくとも投げられない状態ではない」(前出のベテラン記者)
ならばなぜ? 他の理由とは何か……。「大谷のピッチングフォームが、少しバランスを崩してきたので、その修正に少し時間がかかっているんじゃないかな。今のところ最後の登板となっている7月24日のオリックス戦では、素人目に見ても、明らかにフォームがおかしかった」(前同)
この日、大谷は結果的にオリックス打線を無失点に抑えたものの、ヒットと四球でピンチを招き、1イニングで降板している。「しばらくは打者として使いつつ、フォームを修正して、完全に復活するまで手の内は見せないというのが、打倒・ソフトバンクのための日ハム首脳陣の考えなんでしょう」(同)
また他方では、大谷に“打”の勲章として、なんらかのタイトルを獲らせたいという気持ちが首脳陣にあるのではないかと推測する向きもある。まずは、前述の月間MVP。投打で受賞となれば、史上初の快挙だ。「目下、月間MVPの最右翼は西武の浅村栄斗ですが、ホームランでは大谷の5本がトップ。さらに本数を伸ばして打点でもトップになれば、受賞の可能性も高くなるでしょう」(スポーツ紙デスク)
ならば8月は打者に専念するというのも、ありえる話だ。そして、さらには、こんな夢のような話まで浮上してきている。「大谷が今シーズンの残り試合すべてに打者として出場しても、シーズン410打席程度と規定打席443には届きませんが、野球規則には首位打者の規定打席に関する例外規定があるんです」(スポーツ紙デスク)
それは、規定打席に満たない打者の場合、不足分の打席を凡打として加算。