映画・小説化で盛り上がる!「国士舘高校・大学」ハチャメチャ最強伝説!(1)40人が入り乱れる大乱闘事件 (2/2ページ)

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ところが、昔は山ほどあった学生服専門のテーラーが今や壊滅状態で、ようやく探し出した店では1着8万~10万円だという。つまり、衣装代だけで300万円。頭を抱えましたね」

 そんな高瀬監督の窮地を救ってくれたのが国士舘OBだったという。

「OBたちが声をかけ合って『自分、現役時代の制服持っています!』『自分も!』『自分も!』と。で、あっという間に30着が集まった。しかも、どれも30年、40年前の制服とは思えないような、いい保存状態でね。みんなの心意気には本当に感動しました」

 映画は「国士舘高校vs朝鮮高校」をモチーフにした「皇士館」と「高麗学園」両校の対立を軸にストーリーが展開していく。当時、国士舘と朝鮮高校(東京・北区)は敵対関係にあり、

「昭和48年6月には通勤ラッシュ時の新宿駅ホームで、両校の生徒40人が入り乱れて大乱闘事件を起こし、全国的なニュースになった。国士舘の右翼的教育が問題では、と国会で取り上げられました」(全国紙社会部デスク)

 そして、両校の「抗争」は、日を追うごとに激化していったのである。

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