秋に食べたい! おいしいさんまを見分ける方法

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各地で「さんま祭り」が開催されるなど、秋の味覚さんまをおいしく食べることがちょっとしたトレンドになっています。スーパーや魚屋さんでさんまを選ぶとき、どうせならよりおいしいものを選びたいですよね。今回はおいしいさんまの見分け方や、おいしいさんまの食べ方をお教えします。

■鮮度のよいさんまの特徴

まず、口の先が黄色いさんまを選びましょう。本来、生きているときのさんまは口が黄色い魚です。水揚げされると段々と、その本来の色素が抜けてきてしまいますので、口先がまだ黄色いさんまはより新鮮だからです。また、眼のまわりが透明に近く、赤くなったり濁ったりしていないものも新鮮なさんまです。また、開いていないさんまのほうがより新鮮です。開くと味が酸素に触れて、参加するため鮮度が落ちてしまうためです。

■脂が乗ったさんまを選ぶ方法

また、お腹に弾力があって固いものを選ぶことも大切です。魚は、鮮度が落ちるとともに内臓から悪くなってしまいますので、お腹の固さをチェックしてみましょう。脂が乗っているかどうかは、頭から背中の部分が盛り上がっているかどうかで分かります。ヒレの部分が盛り上がっているかどうかも重要です。逆に、あっさりしたさんまがお好みなら、こういった部分があまり盛り上がっていないさんまを選びましょう。

■さんまの刺し身の脂の乗り方


最近は、スーパーでもさんまの刺し身が売られています。さんまはデリケートな魚で、水揚げすると死んでしまうため、昔は刺し身にするのが難しい魚でした。しかし、窒素氷が開発されたり、魚を入れる発泡スチロールも改良されたことなどにより魚の保存技術が発達。流通もスピーディーになったおかげで、鮮度を保つことが可能となりました。さんまの刺し身の脂の乗り方を確認する方法もあります。さんまの銀色の部分(皮目)と身の間に白い部分があるのですが、これが脂です。この部分が多いほど脂が乗っているさんまです。

■網にくっつかないさんまの焼き方

最後にさんまの皮が網にくっつかず、こんがり焼ける焼き方をご紹介します。まず生さんまは身崩れしないよう優しく水で洗います。その後水気を拭き、塩をふって20分ほどおきます。20分経ったら塩を洗い流し、もう一度水気を拭き取って、刷毛を使って皮の両面に酢を塗ります。そして飾り包丁を4箇所ほど入れて粗塩を振ります。魚焼きグリルの網にも、刷毛で酢を塗って2分ほど置き、予熱をとります。その後さんまをのせて、弱火で3〜4分、焼色がつくまで焼きます。裏返して再度3〜4分焼きます。こうするとくっつかず、きれいに網から外せます。大根おろしやレモンを添えて頂きましょう。

いかがでしたか? ふだん何気なく買って調理し、食べているかもしれませんが、ちょっとした知識があると、お金をかけなくてもよりおいしく食べられますよ。安くて栄養価があり、おいしいさんまは大学生の強い味方です!今年の秋もおいしいさんまを楽しみましょう。

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