自分の皮下脂肪から抽出した幹細胞を用いて、関節の痛みや変形を生じる“変形性関節症”に対する再生医療を9月下旬より開始。大阪の再生医療センターそばじまクリニック (2/4ページ)
*1. 自己皮下脂肪組織由来再生(幹)細胞を用いた変形性関節症に対する細胞移植治療
▼変形性関節症に対する脂肪組織由来再生(幹)細胞を用いた再生医療:http://sobacli-saisei.com/saiseiiryou/henkeiseikansetsusho.html
■関節の痛みから「変形」へ、整形外科分野で長く課題となってきた慢性疾患
変形性関節症は、関節のクッションの役割を果たす半月板や関節軟骨が、スポーツや怪我で傷んだり、年齢とともに徐々にすり減り、 痛みや腫れをともなう炎症を引き起こし、放置しておくと関節が徐々に変形する病気です。整形外科分野においては怪我のために若くしてスポーツが楽しむことができなくなったり、日常生活動作(ADL)に支障が出たり、さらには病気が進行して健康寿命を脅かすといった重大な慢性疾患の一つとして、根本的な治療が課題 となっていました。
■自己の幹細胞を活用した再生医療を実施
当クリニックでは、この変形性関節症(脊椎・指節関節を除く)に対し、神戸大学医学部整形外科(診療科長・教授:黒田 良祐)と共同で、皮下脂肪組織由来再生(幹)細胞を用いた治療(*1)の申請を進めてまいりました。
こ のたび、厚生労働省近畿厚生局によって認可を受けた新規細胞移植治療の内容は、患者ご自身の腹部や臀部・大腿部などから皮下脂肪を短時間で吸引した後に、 再生(幹)細胞を含む細胞集団を抽出し、関節内に投与することで細胞が有す特別な作用(抗炎症作用・血管新生作用・抗線維化作用・細胞分化能力など)で痛みを軽減(消失)させ、傷んだ箇所の修復や再生を促す取り組みです。