【プロ野球】あふれる他球団愛! まさかの裏切りFA宣言!? 熱狂的他球団ファンのプロ野球選手たち (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■メジャー勢にも熱狂的他球団ファンが!

 メジャーに移籍した日本人選手のなかにも他球団ファンは存在する。

 有名なのはイチロー(マーリンズ)だ。愛知県出身のイチローは大の中日ファン。とくにエースを張っていた小松辰雄の大ファンで、オリックスに指名された際にはずいぶん落ち込んだという。

 岩隈久志(マリナーズ)も西武ファンであると公言している。西武グループのお膝元である所沢市からほど近い、西武鉄道の沿線である東京都東大和市で育った岩隈は、小学生の頃はファンクラブに入って西武球場に通い詰めていたそうだ。

 大阪出身の上原浩治(レッドソックス)も阪神ファンであると巨人時代から公言している。

■阪神→巨人→阪神→巨人

 ライバル関係にある阪神と巨人だが、実は面白い法則がある。これまでチームを代表する「ミスター」が、相手球団に所属する選手のファンだったのだ。

 まず、巨人の代表的4番といえば長嶋茂雄。華麗なプレーで昭和を代表する大スターに登り詰めたが、少年時代は藤村富美男(元阪神)にあこがれ、藤村のようになりたいとサードを選んだという。

 藤村も派手なプレーやパフォーマンスで黎明期のプロ野球を沸かせた。長嶋の日本中を沸かせたプレーには「藤村イズム」が流れていたのだろう。

 その長嶋に惚れたのが掛布雅之(元阪神)だ。プロ入り初安打を記録した試合では、三塁でタッチアウトになったが、「憧れの長嶋にタッチされた」と内心大喜びだったという。

 そして、掛布雅之に魅せられたのは松井秀喜(元巨人ほか)。また、阿部慎之助(巨人)も父親が高校時代、掛布のチームメートだった縁もあり、掛布に憧れていたという。

 平成に入ってから阪神には「ミスター・タイガース」たる4番打者は現れていないが、次は松井や阿部に魅せられた選手がその座につくかもしれない!?

文=落合初春(おちあい・もとはる)

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