【プロ野球】オリックスを見るならこのルーキー ~贔屓球団が下位に沈むシーズン終盤の楽しみ方~ (1/2ページ)
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最下位に沈むオリックス。シーズン終盤のファンの楽しみと言えば、若い選手の活躍だろう。今季入団したルーキーで、1軍で活躍している選手を紹介しよう。
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■パワフルスイングの吉田正尚
吉田正はドラフト1位で青山学院大から入団。春季キャンプからそのパワフルな打撃で注目された。そして開幕1軍を果たし、1番・指名打者としてスタメン起用された。デビュー戦でプロ初安打を記録。5打数2安打でスタートし、今後の活躍をファンは期待した。
しかし4月24日、腰椎椎間板症を発症し登録抹消。当初は交流戦中に復帰といわれていたが、慎重にリハビリを続けることになり、復帰までの時期が長引いた。再登録されたのは8月12日。その復帰後、吉田正は大活躍を果たす。
8月18日の日本ハム戦で1番レフトに起用されると、2打席目に待望のプロ初本塁打を放つ。26日の楽天戦からは3番に起用され、その日は3安打。次の日はソロ、2ランホームランを含む3安打と大暴れ。30日のロッテ戦では、3番・吉田正、4番・T-岡田でアベックホームランを放ち、勝利に貢献した。
9月6日現在の成績は以下だ。
《42試合/打率.299(154打数46安打)/5本塁打/17打点》
吉田正の魅力は、なんといってもそのパワフルなスイングだ。身長173センチとプロ野球選手としては小柄だが、そのスイングスピードは見るものを魅了する。
左打席から繰り出すそのスイングを見て、かつてオリックスにもいた門田博光を思い出すと言うファンも多い。今は結果を気にせず、ガンガン振って欲しい。