SMAPをスーパースターとして育て上げたテレビ局の功績 (2/2ページ)

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 「『いいとも!』の出演が、大きなターニングポイントとなった事は言うまでもないでしょう。この頃、木村以外のSMAPメンバーは世間的にみたら無名に近かった。現場でも中居や香取、草なぎはまだまだバラエティ番組で何をしたら良いか分からず、また何も出来なかった。ただ、タモリさんなどの大物タレントから、バラエティのイロハを学び、今に活かされている」(テレビ局幹部)

 その後、1996年にフジテレビで「SMAP×SMAP」がスタート。メンバーは他にも数々のドラマやバラエティ番組に出演し、メンバーの個性を伸ばしてきた。おのずとSMAPメンバーの人気も高まり、SMAPはカリスマ性を放つ事になった。

 「各局でSMAPメンバーを起用し、視聴率も獲れていた。テレビ局はタレントを発掘し、スーパースターへと育てるという役割もある。ファンの方々は、『SMAPを育て上げたのは、ファンだ』みたいなこと言いますが、テレビ局の功績も認めてほしいですね。そもそも、テレビ局がSMAPを起用していなかったら、国民的アイドルグループとしての地位はなかった訳ですから」(テレビ局ディレクター)

 確かに、SMAPの今の地位はテレビ局の功績に寄る部分も多い。SMAPファンはどのように受け止めるのだろうか…。
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