事態は好転するか?SMAP解散で相次ぐ”ファン主導イベント”の背景 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■ファン必死の行動もメンバーにとっては…

 きっかけは、一部のファンが企画した、デビュー25周年パーティーの開催だ。この企画は解散発表から数日後に企画されたもので、デビュー25周年を、デビューイベントを飾った埼玉県の西武園ゆうえんちでファンみんなで祝おうというもの。しかし、西武園遊園地サイドが「さまざまな課題があり、その問題を解消することは困難」と判断したことで見送りとなったという。

 その後、全国各地でファンによる非公式ファンイベントが企画されることとなった。前述の西武園ゆうえんちでのイベントも、企画者により場所を変えて10月にイベントを開催することがアナウンスされているようだ。

「こうして自主的にSMAPを祝おうとする取り組みを行うことで、ファンとしてはSMAPや事務所に働きかけている心づもりがある。このまま状況が過熱すれば、事態が好転する可能性もゼロではない」(芸能関係者)

 これらのファンによる自主的なイベントが、どの程度実施されるかはまだわからない。こうした懸命なファンの動きに、あるメンバーが辛い思いをしているという。

「とくにSMAPを誰よりも愛していたとされる香取慎吾(39)は、こうしたファンの温かい行動に心を痛めていると言われています。動きたくとも動けない。歯がゆい思いを抱えているのではないでしょうか」(前出・関係者)

 一部報道によると、香取は「キムタク」という言葉を聞くだけで過呼吸を起こしていまうほど、精神的に落ち込んでいるとも報じられている。こういったファンの一途な思いが、SMAPとファンにとって少しでもいい影響を与えると良いのだが果たして?

文・安藤美琴(あんどう・みこと)
※1974年東京都出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ガールズジャーナル』(セブン&アイ出版)などに寄稿。現在は女性向け読み物系の記者・編集者として活躍中。
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