女性人気1位の「ユニクロ」をおしゃれに見せる色使い7つのコツ
誰でも1着は持っているユニクロの服。
ベルメゾン生活スタイル研究所が20~60代の女性を対象に行った調査によると、直近1年間に購入したブランドで最も多かったのは「ユニクロ」で、全体の71%にものぼりました。
そんなユニクロの服を上手に着こなす女性たちは「ユニジョ」といわれ、インスタグラムで日々コーディネートがポストされ盛り上がりを見せています。
『ユニジョ×リアルコーデBOOK』(扶桑社)は50人のユニジョのリアルコーディネートが満載。どれもプチプラに見えない着こなしばかりです。
今回は本書の中から、コーディネートの色使いのコツをご紹介します。
■1:抜け感を出すには「白」を追加する
コーディネートに使うのは3~4色までにするのが基本ですが、色ものばかりだと暑苦しい印象になりがち。そこで抜け色である「白」を取り入れましょう。
例えばピンクのシャツとブルーデニムのコーディネートの場合、シャツのボタンを3~4つあけて、インナーの白を見せます。
カチッとしたシャツとパンツのスタイルなら白ニットを肩にかけて結びましょう。これだけで抜け感を出すことができ、明るさとメリハリが生まれます。
また、抜け感を出したいときは手元、足元、首元の肌見せも効果的。パンツをロールアップする、袖を折る、髪をまとめるなどしてみましょう。
■2:しっかり締めたいときは「黒」を取り入れる
甘すぎる印象を避けるには黒を取り入れましょう。
例えばチェック柄のシャツを選ぶときも、黒が入ったものにするとカジュアル感が抑えられて幼く見えません。
■3:小物を同系色で合わせるとまとまりが出る
ベージュのパンツにはベージュの靴など、ボトムスと靴を同系色で揃えると縦のラインが強調されて脚長効果が生まれます。
また、靴とバッグを同系色でそろえるのも統一感が出ておしゃれです。
■4:「青」と「黄色」の組み合わせはハズレなし!
系統の違う色を組み合わせるときは、反対色の組み合わせがおすすめだそう。
特に便利なのは青×黄色のコーディネート。青系はネイビーやデニムのブルー、黄色系はベージュやキャメルなど使い勝手のよいアイテムがたくさんあります。
薄いブルーのストライプシャツとベージュのパンツなどはオフィスにもぴったり。
また使い勝手のよいキャメルのニットにはゴールドのアクセサリーが相性のいい組み合わせです。
■5:ワントーンコーデには濃い色の小物を使う
ワントーンや淡い色どうしのコーディネートはメリハリが少ないので、濃い色や反対色の差し色を。
ただし、悪目立ちしないようにベルトや小さなバッグなど面積の少ないもので取り入れるのがコツです。
また、白のワントーンコーデにネイビーのハットなどでコントラストを出すとぼやけた印象になるのを防ぐことができます。
■6:赤ニットはデニムと合わせるのが王道
赤ニットは着るだけで気持ちの上がるアイテム。
赤のVネックニットに少しゆるめのデニムを合わせると女性らしく着こなせます。また赤のケーブルニットもコーディネートに取り入れやすく人気。
ニットはネックの形状やサイズ感で印象が大きく変わります。ビッグサイズでゆったり着る、ジャストサイズで女性らしく着るなど、自分の作りたいイメージにあったものを選びましょう。
■7:キッズアイテムは色のコントラストをつけすぎない
ユニクロのメンズアイテムやキッズアイテムをコーディネートに取り入れるのも人気。
ただし、アイテムの合わせ方によっては野暮ったくなってしまうので要注意。
例えばキッズサイズのスカートは上下でコントラストをつけすぎると子どもっぽく見えます。セットアップ風に同系色でまとめるか、タイツとスカートを同じ色でまとめて落ち着いた印象にしましょう。
ストールやサングラスなどの大人っぽい小物を投入するのもおすすめ。
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ユニクロの服はシンプルだからこそ「いかにもプチプラ」にならないようなアイテムの組み合わせや色使いの工夫が必要ですね。
おしゃれなコーディネートを見ていると、すぐにでもユニクロに行きたくなるのではないでしょうか。今まで着たことのないようなアイテムも思い切ってチャレンジしてみては?
(文/平野鞠)
【参考】