「消えた主役」名作ドラマ・映画の知られざる“交代劇”(5)八千草薫が「山口百恵スケジュール」にキレて降板 (2/2ページ)
「トップアイドルの百恵の過密スケジュールに合わせ、収録時間が左右される。さらに、向かい合っている場面では百恵の代役が背中だけ見せていることも多く、こうしたことがベテランの八千草には我慢ならなかった」(放送作家)
70年代ならではの混乱だろうか。
意外なキャスティングでいえば、竹下景子が「秘密戦隊ゴレンジャー」(75年、テレビ朝日系)の初代モモレンジャーという話もあった。本人も乗り気だったものの、番組スポンサーがロッテで、竹下は不二家のCMに出演中。テレビ界の慣例に従った形だが、もし実現していれば、「竹下さんに3000点」は確実だったはず。
最後は、あの阿川佐和子は「男女7人夏物語」(86年、TBS系)で女優デビューの可能性があった。
「女優じゃない人を1人、入れようということで、TBSのニュースキャスターだった私に話が来たの」
阿川が「さんまのまんま」で明かしている。
結局、阿川は出演せず、美和子役は芸能レポーターの小川みどりが務めることになった。実現していれば、阿川の「演じる力」がどれほどのものだったのか──。