シルバーウィークは注意して!子連れ旅行にありがちな「夫婦ゲンカのシチュエーション3つ」

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シルバーウィークは注意して!子連れ旅行にありがちな「夫婦ゲンカのシチュエーション3つ」

もうすぐシルバーウィーク。この9月の連休を利用して、家族旅行を計画されているご家族も多いことと思いますが、赤ちゃん連れの旅行は、夫婦2人だけのときと違って本当に大変! 

家族の楽しい思い出を作るために行ったのに、子どものことで夫婦ゲンカになってしまい、楽しいどころか“最悪の思い出”になってしまった……なんてことも。

そうならないよう、赤ちゃん連れの旅行はできれば事前にしっかり準備をしておきたいものです。

そこで今日は、コミュニケーションライターの筆者が、赤ちゃん連れ旅行でありがちな夫婦ゲンカのシチュエーションとその対策についてお伝えします。

■赤ちゃん連れ旅行でありがちな夫婦ゲンカのシチュエーション3つ

(1)公共の場所で子どもが泣いてぐずる

赤ちゃん連れの旅行で一番ありがちなのが、新幹線やバス、レストランで子どもが泣いたりぐずったりして、夫婦どちらかがイライラして言い争いになってしまうパターン。

「早く泣き止ませろよ!」「いったん子ども連れてここから早く出たら?」なんて上から目線で他人事のように言うご主人にムカっときてしまうママは多いようです。

(2)事前に立てた計画通りに進まない

赤ちゃん連れの旅行は、大人だけの旅行と違って、予定していた場所に行けなかったりとなかなか予定通りには進みません。

当初計画していたことがぜんぜんできず、「こんなはずじゃなかったのに!」とイライラして、言い争いに発展してしまうこともよくあるようです。

(3)計画から子どもの世話までなんでも妻任せ

旅行の計画から、準備、当日の予定や子どもの世話まで、なにもかも“妻任せ”にされ、夫はただのドライバー。

しかもまったく楽しそうでも嬉しそうでもないし、感謝の気持ちもない……。

夫のこんな態度にイライラし、「なんでも私ばっかりに押し付けて! ちょっとは考えて動いたら!?」なんて腹を立て、言い争いになってしまうのもよくあるパターンなようです。

■赤ちゃん連れ旅行の夫婦ゲンカはこうして防ぐ!3つの対策

(1)赤ちゃん連れに優しい環境を選択する

赤ちゃんは当たり前ですが空気を読めません。公共の場所でも、ところかまわず泣き、ぐずります。

なので、周囲にそれほど気を使わなくていいように、旅行に行く際は、“赤ちゃん連れに優しい環境”を選択することが大切です。

もし電車を使わなければいけないなら、なるべく出口やトイレに近い場所を取る。

“ウェルカムベビー”のお宿など、子連れに優しい宿泊施設を選ぶ。夕食は部屋食にする。など、できることはたくさんあるはずです。

ちなみに筆者は、大阪から東京に家族旅行に出かけた際、新幹線を利用したのですが、事前にネットで調べて、子連れでも比較的快適な席を選びました。

それは、11号車です。11号車は車両デッキに授乳室、多目的室があるため、同じ子連れの家族旅行者が多いのです。

また、12列目と13列目は、車椅子スペースで、本来なら3席あるところが2席なので、ほかの号車より比較的ゆったりしているというのも、子連れに嬉しいポイントですよ。

(2)予定を詰め込みすぎない

赤ちゃん連れの旅行は、びっくりするぐらい思うとおりに進みません。

さっきおむつを替えたはずなのにうんちやオシッコをされることもありますし、子どもを遊ばせようとしたら寝てしまうことも。荷物も多くなるし、いろいろ移動しようと思うと大変です。

予定通りに進まずイライラして夫婦ゲンカに発展するよりは、のんびり過ごすことを前提にしておいたほうが楽しい旅になるはず。1日にまわるのは、多くても2箇所ぐらにしておきましょう。

(3)役割分担を事前に話し合っておく

車の運転はパパ、おむつの交換はママ、お風呂はパパ、寝かしつけはママ、というようにできるだけ明確にしておいたほうが後で揉めることが少なくなります。

また、小さい子ども連れての旅行は、家族一緒に楽しむ時間を作ることを大事にするより、パパとママがそれぞれ楽しむ時間を作ることを大事にしたほうがうまくいきます。

小さい子どもには、まだ旅行を楽しむという概念はありません。赤ちゃんは、なによりママとパパが仲良く楽しそうにしている姿が嬉しいのです。

観光地はパパの行きたいところ、夜の温泉はママがひとりでゆっくり楽しむ……というように夫婦それぞれ楽しみを作り、その時間をお互い尊重しましょう。

いかがでしたか。

シルバーウィークに旅行に行かれる際は、今日お伝えしたことを参考に計画や準備を進めていってくださいね。

それでも、どんなに事前準備と計画を完璧にしても、イライラしてケンカに発展してしまうこともあるかもしれません。

そんなときは家族旅行の目的を思い出してみてください。きっと家族で楽しもうと、いい思い出を作るために旅行に出かけたはずです。

楽しい旅行になるよう、さっと気持ちを切り替えていくことも忘れないようにしましょう。

(黄本恵子)

【参考・画像】

※ ウェルカムベビーのお宿 – ミキハウス子育て総研

※  wavebreakmedia、Iakov Filimonov / Shutterstock

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