毎年1月に予算案提出!ニュースでよく聞く「予算」とは何なのか (2/3ページ)

Suzie(スージー)

そしてそこまでを根回ししたあとに、首相をリーダーとする内閣の決定(閣議決定)に至り、それが翌年早々、国会に提出されるというわけです。

■国会の演説や質問は「いいっぱなし」

予算案の場合は、1月からはじまる通常国会の冒頭にある首相の施政方針演説で年間の方針が語られたあと、国の財布を預かる財務省トップの財務大臣が、「財政演説」というかたちで示します。

そしてそののち、与野党各会派の代表による質問が行われるのです。

とはいっても、ここまでの演説や質問は「いいっぱなし」。具体的な問答が行われるのは、次に開かれる予算委員会となるのだそうです。

なお法律案は原則として衆議院・参議院どちらに出してもかまわないといいますが、予算案は衆議院が先(先議権)と決まっているそうです。

最近の当初予算の歳入面では、本来それでまかなうべき「税収」だけでは歳出には足りず、国債(国の借金)頼り。そして歳出のトップは年金や医療などの「社会保障」で、次いで「国債費」(借金返済)が続きます。

なお予算には、当初予算以外に「補正予算」「暫定予算」があります。

補正予算は、年度の途中に、自然災害の被害や不景気などで追加のお金が必要だと内閣が判断した場合に計上されるもの。

暫定予算は、年度内に次の年度の当初予算が決まらなかった場合、公務員の給与など当面の間必要な支出だけを計上するもの。

■予算委員会は結果的になんでもあり!

予算委員会(予算委)は衆議院で50人。会派の大きさに合わせて割り当てられ、委員長が委員のなかから選ぶそうです。

通常国会の前半最大の課題は予算で、質疑のスタートが衆議院予算委員会なので必然的に注目が集まることになります。

予算案はあらゆる国家機関の見積もりであり、内閣の責任で出されるので、答弁に立つべき国務大臣も原則的には全員出席。

すると予算委以外の委員会に大臣が出席できないため、結果的に予算委優先、予算委のみ開催となるそうです。

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