成果を出すには「8時間睡眠」「赤身肉」「1万歩」が必要な理由 (3/3ページ)
■3:毎日1万歩歩く
著者は会社をリタイアしてからジムに通っているそうですが、そんな時間が取れなかった現役時代は、普段の生活の延長で体のメンテナンスを行っていたのだといいます。そのうちのひとつが、歩くこと。
代謝がよくなり、運動習慣も身につくので「1日1万歩歩こう」とよくいわれますが、それを実行したというわけです。
でも、1万歩歩くためには、大人ならざっと1時間40分=100分、100歩には1分、1,000歩には10分が必要。
「自由に使える時間が1日に5時間しかないのに、100分間も歩くなんて無理だ」と思われるかもしれません。しかし国民健康・栄養調査によると、日本人(成人)の平均歩数は男性で7,043歩、女性で6,015歩だというのです。
つまり毎日すでに平均分は歩いているわけですから、あと3,000~4,000歩プラスして歩けば、1万歩を実現できるわけです。
時間になおすと、30~40分余計に歩けば、目標を楽々クリアできることがわかります。しかもウェアを着て腕を振ってのウォーキングである必要はなく、ただただ歩けばいいのだそうです。
この40分は、通勤時間のなかでも捻出することが可能。エスカレーターを使うのをやめて階段を使ったり、目的地の一駅前で電車を降りて歩いたりすれば、無理なく実現することができるわけです。
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「体力をつける」というと難しいこと脳ようにも思えますが、このように、ちょっとした工夫で大きな効果を生み出せるもの。本書を参考にして、体力をつけてみてはいかがでしょうか?
(文/作家、書評家・印南敦史)
【参考】
※吉越浩一郎(2016)『気力より体力 一流のコンディションを手に入れる』KADOKAWA