【東京巻き込み育児 #2】最初から大嫌いだった「姑問題」悪者にしたかった本心とは? (3/3ページ)
しかし、このときはそれを自分で認められず、ただただ姑を悪者にしていました。私は「姑が、好きじゃない」とは、表向きは絶対に、誰にも言えなかったのです。そんな“いいお嫁さん”ではない自分が許せなかったのです。馬鹿嫁なりに、自分を責めて責めて、責めまくっていたのです。
その自責の念が、姑への憎悪として噴出している状態でした。私こそが、“言いたいことを言えていない”状態だったのです。
とにかくそんな風に、嫁姑の間に潜在的に横たわる、波乱の予感が幕を開けた。そんな趣のあった、“アメリカ最後の旅”でした。
次回は、「とうとう東京へ引っ越し! マンション社会の洗礼」についてお届けします。
★今回の教訓★
(1)姑が言いたいことを言わないときは、嫁が怖いのが大きな理由。
(2)相手を責めるのは、自分を倍以上責めている証拠。
(mica)
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