責任、お金……社会人と学生の違いはどこにある?

フレッシャーズ

学生としての生活を終えると、次に訪れるのは社会人としての生活ですね。学生のなかにはアパート代や生活費を稼ぐためにアルバイトを行っている人も多いのではないでしょうか。社会に出ると、生きていくために働くことが求められるので、事前に仕事の経験をすることは社会勉強の一環になると思います。ほかにも、家庭を持った場合は家族を養っていく必要もありますから大変です。今回は我々若者の先輩ともいえる大人、社会人と学生の違いについて見ていきます。

◆社会人は学生と時間の使い方に大きな違いがある

日本における社会人と学生の違い。まずは何といっても時間の使い方が変わります。学生の場合は、時間に関してとやかく言われることが少ないですよね。学生によっては忙しさもまちまちでしょうが、暇な日も多く、その日その日を何して過ごそうかと考える人もいるでしょう(筆者がそうでした) 。対する社会人は、時間に縛られた生活を送るようになる人が多くなる傾向にあります。もちろん、職種によっては時間を自由に使える方もいますが、企業に勤める人はたいがい時間に追われてしまいます。また、時間通りに仕事を進めていく必要が生じるので、時間の使い方には十分注意しなくてはなりません。

◆お金に対する考え方にも違いが

次にご紹介する社会人と学生の大きな違いは、お金に対する考え方です。正直、学生も社会人も関係なく、時間よりこちらの方を深刻に考えている方もいるのではないでしょうか。学生は学業が本分ですからお金を稼ぐのはいわば学業の二の次です。しかし、大人になると生活のために働かなければならないので仕事がメインとなります。また、社会人になると自分の生活費のほかにも家賃代や税金など支出が高くなってしまうため、金銭面の管理がより重要です。学生はある程度気にせずお金を使っても何とかなりますが、社会人の場合は働いて得たお金の範囲内で生活しなければいけません。社会人になってからお金の管理に苦労する人は多いため、学生のうちから少しずつお金の管理に気をつけてみてもいいかもしれません。

◆自分の行動に責任を持つ


次は責任についてです。ここで言うまでもなく、社会人になれば今まで以上に自分の行動に対して責任をもち、場合によっては何らかの対応しなくてはならなくなります。要は自分の始末は自分でつけるということです。会社側から任された仕事を始め、お酒や体調管理、運転などあらゆるところに責任が発生します。大人としての自覚をもった上で社会人生活を、ひいては人生を謳歌していきましょう。けじめさえつけていれば、大人は好きなことができます。自由に生きることは同時に責任を負う覚悟も必要としますが、それができてこその社会人であり、1人の大人だといえるのではないでしょうか。

◆人間関係の違い

最後は人間関係についてです。人と人とが一つの社会のなかで繋がっている以上、人付き合いは幾重にも広がっています。仕事における人間関係の場合は、それが良好ならば問題ないのですが、なかには苦手な人と付き合わなければならないという場面に出くわすこともあると思います。それは容易いことではない一方で、苦手な人との付き合い方を学ぶ機会だと考えることもできます。学生のうちから人との付き合い方を学んでおくのもアリです。世の中は広いようで狭く、狭いようで広いですから、これからもいろいろな人と出会うことでしょう。そのなかで、いい出会いに恵まれたときは、どうかその出会いを大切にしてください。

◆さいごに

いかがでしたでしょうか。学生の身から社会人になるまでの期間は不安と期待の入り交じった不思議な感覚を持たれているのではないかと思います。社会に出れば、時間の使い方や金銭面、責任など気にしなくてはならないことが増えていきます。ですが、大人は学生と異なる意味の自由を持っているので、大人としての責任と自覚を持ちつつ、自由な時間を楽しむことができます。社会人と聞くと、どうしてもガチガチに構えてしまう人もいるでしょうが、このような楽しい部分もあることをどうか忘れないでくださいね。

文・学生の窓口編集部

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