白隠さんがやってくる!禅画などの名宝から"禅"の歴史を辿る「禅 −心をかたちに−」トーハクで開催 (1/2ページ)
今年2016年4月に京都国立博物館で開催された白隠の作品が大集結する展覧会「禅 −心をかたちに−」が、いよいよ東京国立博物館にやってきますよ!
今年は臨済宗(りんざいしゅう)・黄檗宗(おうばくしゅう)の源流に位置する高僧・臨済義玄(りんざいぎげん)禅師の1150年遠諱と白隠の250年遠諱にあたります。それを記念しての展覧会ということで白隠の作品もフィーチャされています。
白隠 慧鶴(はくいんえかく)は江戸時代中期の臨済宗の禅僧で、禅画を中心とした美術作品を多く残した僧侶。白隠の作品の中でも有名なのは達磨像。縦2メートルもの画面いっぱいに描かれた顔は圧巻。もちろん本展でも展示されることになっていますよ。
達磨像(だるまぞう) 白隠慧鶴(はくいんえかく)筆
そして新たに見つかった白隠の禅画作品「慧可断臂図(えかだんぴつず)」も公開されます。
慧可断臂図(えかだんぴつず)白隠慧鶴(はくいんえかく)筆
白隠の描く禅画はどこか気持ちをほっこりさせてくれる優しさがあってファンも多いんです。Japaaanで以前白隠の作品まとめを公開していますので合わせてどうぞ。