単なる自動演奏じゃない。人間と息を合わせて今は亡き名演奏家とのアンサンブルをAIが再現 (2/2ページ)

FUTURUS

source:https://www.yamaha.com/ja/news_release/2016/16090701/

■ 既に亡くなった人を蘇らせるAI

スヴャトスラフ・リヒテルの演奏スタイルをより忠実に再現するために、ピアノも彼が円熟期に愛用したヤマハ製「CF」の後継機種である「CFX」に自動演奏機能が追加された特注品が使用された。

AIと人間というと、将棋などでも勝った負けたといった競技や、映画では支配するかされるかといった対立関係をイメージしやすいかもしれない。

しかし、今回の共演ように息を合わせて共同しながら創造することもできるのだ。

また、膨大なデータが残されていれば、既に亡くなっている人物を何らかの形で蘇らせることもできる。

演奏家であれば演奏スタイルを、画家であれば画風やタッチを、作家であれば作風や文体を蘇らせることができるであろう。

たとえば、ある哲学者や宗教家を学習させて、人生の相談をできるようにもなるかもしれない。この悩みを、ソクラテスならどう答えるか、釈迦ならどう答えるかといった具合だ。

今後も人とAIの関係から目が離せない。

【参考】

※ 人工知能演奏システム × ベルリンフィルメンバー 演奏の一部を動画で公開 – ニュースリリース – ヤマハ株式会社

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