必死なのは愛之助だった?藤原紀香”神前式”の意外すぎる舞台ウラ (1/2ページ)
さる9月23日、藤原紀香(45)と歌舞伎俳優の片岡愛之助(44)が世界文化遺産に指定されている賀茂別雷(かもわけいかづち)神社(京都市・北区上賀茂本山)で結婚式を挙げた。当日は一般参拝客600人、報道陣もおよそ100人が集まり、それなりの賑わいを見せた中で、奇妙な光景が広がっていた。
「最初、二人の結婚式は“京都のどこかで式を挙げるらしい”くらいの情報で、マスコミへの案内は一切ありませんでした。ところが、2日ほど前になって急に松竹から連絡があったんです」(スポーツ紙記者)
現場についてみれば、神社の境内にはマスコミ専用の撮影位置が設けられ、境内に入る姿、出る姿はばっちりと収められるようになっており、松竹側の誘導スタッフは10人ほどもスタンバイ。トイレや神社の正式名称まで事細かに説明していた。
実は紀香サイドは当初、京都での挙式についてマスコミに公表する予定はなかった。むしろ公開に積極的だったのは、愛之助が所属する松竹エンタテインメントだったのだ。
■紀香のマネージャーは当日雲隠れ?
事情を知る芸能関係者が語る。
「松竹から情報が漏れたということになると、隠密にしたかった紀香サイドが怒っている可能性はとても高い。事実、当日の現場仕切りなどは松竹が行っていましたし、現場の事前の下見などもすべて松竹が行ったようです」
それにしても、なぜおめでたい話題に紀香サイドが敏感なのだろうか。その答えは、この話題が報じられた当日のネットでの彼女の世間の評価にある。
挙式の模様が伝えられると、「2回目で白無垢を着て恥ずかしくないのか」「過剰に報じすぎだ」など、紀香に対して厳しいコメントが並んだ。もちろん、最近では再婚でも白無垢の衣装を着ることはごく一般的である。しかし、再婚である以上、どう映るのかについて、紀香の事務所は細心の注意で臨まなければならなかった。
「この日、紀香に帯同している事務所関係者に過去の映像使用の許可をもらうため、民放の取材ディレクターが何度もマネージャーへの接触を試みましたが、最後まで会えず、結果、映像使用の許可は得られませんでした。紀香サイドが積極的だったとは考えづらい」
そう、実は「報道されたい」と躍起だったのは、松竹の方だったのだ。