数字の世界から「運の世界」へ!デビュー30周年プロ雀士の思い (1/3ページ)
『「運」を育てる 麻雀界の異端児 土田浩翔の流儀』(土田浩翔著、KADOKAWA)の著者は、プロデビュー30周年を迎えるというプロ雀士。
本書では長い実績に基づいて、「運」を引き寄せるためのメソッドを公開しているわけです。
つまり、ここに書かれていることを実践すれば麻雀が強くなるということ。ただし、必ずしも麻雀だけに限った話ではなく、人生における「運」の重要性と、その活用の仕方を学べる内容でもあります。
■時刻表を買ってもらうほど数字の虜だった
著者は幼少時代、数字の虜だったのだそうです。
たとえば5歳のころは電車が大好きだったといいますが、そこで母親に頼んで買ってもらったのは電車のおもちゃ……ではなく時刻表だったというのです。
当然、母親には不思議がられたそうですが、「電車を乗り継いだらどこに行けるんだろう?」ということに興味を持っていたということ。
最初のページをめくると地図があり、さらにめくると時刻表には数字の羅列。吸い込まれるような感覚のなか、夢中になって数字を辿っていったのだといいます。
そんな姿を見ていた両親は、「数字が好きな子なんだな」と思い、家でやっていた麻雀を見せてくれるようになったのだそうです。
その結果、今度は短期間のうちにキレイな図柄の牌(パイ)の世界に引き込まれていったのだとか。
いうまでもなく牌も数字なので、両親に教わるまでもなく、自然に数牌を覚えていったのだといいます。
■麻雀は数字至上主義では太刀打ちできない
そして7歳の冬休みに父親から麻雀を教えてもらい、以後、小中高を通じてメキメキと実力をつけていき、大学2年の春方麻雀業界入り。
大学卒業間近に『第3回日刊スポーツアマ最高位戦』に出場して優勝し、1986年には『日本プロ麻雀連盟』のプロテストにも合格し、27歳でプロ入りしたのだそうです。
しかしプロの世界へ足を踏み入れてみると、“数字至上主義”では太刀打ちできないものがあることを知らされたのだといいます。それは「運」。