【プロ野球】「神ってる」鈴木誠也(広島)も仲間入り!? 高卒4年目で飛躍を遂げた名選手たち (2/2ページ)
■中田翔(日本ハム)
大阪桐蔭高では1年夏から甲子園で活躍し、2007年のドラフト1位で日本ハムに入団する。前出の王、松井とは違いプロ1年目は1軍での出場はなく、2軍で汗を流した。
プロ3年目の2010年には、プロ入り初本塁打を含む9本塁打をマーク。65試合に出場と前年より出場機会を大きく増やした。
4年目の2011年は「7番・レフト」で初めて開幕戦にスタメン出場を果たすと、5月下旬には小谷野栄一に代わり4番に座る。その勝負強いバッティングで打点を稼ぎ出し、プロ入り初めて規定打席に到達。チームトップの18本塁打、91打点を挙げ、チームを代表する長距離砲に進化を遂げた。
翌2012年には、この年から就任した栗山英樹監督が開幕から中田を4番で起用し続け、全試合で4番打者として出場。チームのリーグ優勝に貢献した。
■山田哲人(ヤクルト)
履正社高時代は俊足強打の内野手として名を馳せ、2010年にドラフト1位でヤクルトに入団。1年目はレギュラーシーズンで1軍出場はなかったが、中日とのCSファイナルステージ第2戦では「1番・ショート」に抜擢され、スタメン出場を果たす。
3年目の2013年には、シーズンの途中で田中浩康からセカンドのレギュラーの座を奪い、出場機会を増やす。
2014年は開幕から「1番・セカンド」で出場し続けた。杉村繁打撃コーチと試合前にティーバッティングを繰り返した成果が現れ、メキメキとバッティングの調子が上がっていく。終わってみれば打率.324の好成績。この年に積み重ねたシーズン193安打は、藤村富美男(大阪タイガース)が持っていた日本人右打者の最多安打記録を塗り替える偉業だった。
さらに昨年はトリプルスリーを達成し、リーグMVPを獲得。日本シリーズでも史上初の3打席連続本塁打を放つなど、球界を代表するバッターとなった。
文=武山智史(たけやま・さとし)