次クル芸人 〜新時代に輝くホープたち〜 (Vol56 だーりんず) (1/2ページ)
この2人、誰!? 『キングオブコント2016』(KOC)の決勝戦進出ラインナップを見た者の大半は、こう思ったに違いない。正体不明のダークホース。ともにアラフォー。デビューから16年間はずっと、泥水をすすってきた。しかし、笑いの神様はオモロイ彼らを見捨てなかった。だーりんず、反撃のときがついにやってきた。(伊藤雅奈子)
−−2人が組んだきっかけは?
小田「ソニーって事務所で、別々のコンビだったんですけど、お互いに6年ぐらい前に解散して、ピン芸人になったんですね。今もなんですけど、バイトも同じところで、“じゃあ、一念発起で組んでネタを作ってみるか”と」
松本「僕がバツ6(※6回解散を経験している)で…」
小田「僕がバツ4。2人あわせてバツ10(笑)。今回も“次は絶対売れるぞ!”というのはなかったんですけど、組んで4年目のときの“キングオブコント”で、初めて準決勝まで行けたんですよ。僕もこいつも、準決勝っていうのがコンテストの最高位で。そこで、まだ(売れる)可能性があるのかなぁって、明確に思いました」
松本「そこもなんですけど、その次の年(15年)もまた準決勝まで進めたので、2年連続は奇跡じゃないぞと」
−−そして今年は、念願の決勝戦初進出。名前を呼ばれた瞬間、どんな気持ちでしたか?
小田「生きてきて、いっちばんうれしかったっすねぇ」
松本「芸人がすっごい喜んでくれてね」
小田「マネージャーからあとで聞いたら、僕らの名前を呼ばれたときはいちばん芸人から“オ〜!”って歓声があがって、いちばん客席がシーンとしてたって(笑)。決勝まであとちょっとですけど、僕は落ち着いてますよ。この1年をかけて、自信のあるネタにしてきたので、あたふたすることもなく。今はただ、体調管理には絶対に気をつけようと、それだけ思ってます」
松本「ネタを繰って、隠して、手を替えてきた1年間なので、それをテレビでやれると思うと、ワクワクしてきますね。無名なんで、その気楽さもありますし、どっちがボケで、どっちがツッコミで、どんな声をしてるのか、それすらバレてないわけですから。