これぞリアルSCOOP!週刊文春vs.ジャニーズ「現場バトル」の舞台ウラ (2/2ページ)
■スクープにかける「文春イズム」とは?
週刊誌記者は、「人に嫌われる仕事」とよく言われる。それでも記者たちを動かすのは、『週刊文春』が持つ「文春イズム」だろう。前出の文春記者はその独特の精神構造についてこうも語った。
「みんなで一つスクープを追ってはいますが、各々が人任せにならず、『自分がスクープを掴むんだ』という思いでやっていますね。何人かのチームで動くときは、怒鳴り合い、喧嘩もよくします。なぜそこで距離を詰めないんだ、という風に。とはいえ、仲が悪いわけではない。常にスクープを撮りたい、という熱い思いを、個人個人がしっかり持っているからこそだと思います」
こう語るのは文春誌上で、ジャニーズの熱愛報道や直近のゲス極。川谷絵音(27)の19歳お泊まり旅行、とにかく明るい安村(34)の不倫直撃など、今年だけでも数多くのスクープを手掛けた辣腕記者だ。そんな彼が、「ある意味、芸能ニュース以上に恐怖を感じる」と語るのは、芸能人ではなく一般人相手の取材。といっても、もちろん特殊な状況下。殺人事件などの当事者取材である。
「ある殺人犯の親御さんに直撃取材をしたときのことです。『君、ゆっくり話そうよ』と言われ、暗い山奥に連れていかれました。純粋に人目につかない場所で話したかったみたいですが、本当に殺されると思いました(笑)。あと忘れられないのはバラバラ殺人犯との面会です。若い女性を殺して遺体をバラバラにし、トイレに流した凶悪殺人犯と対面したのですが、途中で彼は怒ったのか、『あなたのことは一生忘れません』と言われ……この時も身震いしましたね」(週刊誌記者)
このように、スクープを追い求める仕事は、予想と反することの連続。そんな映画さながらの舞台裏は、10月7日にニコニコ生放送で放送される『文春砲Live』で公開される。日本の週刊誌ジャーナリズムを担う猛者たちの生の声に、耳を傾けてみてはいかがだろうか。
- 文・真田栄太郎(さなだ・えいたろう)
- ※1978年神奈川県出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ダークサイドリポート』(ワニマガジン社)、『週刊宝島』(宝島社)、『Hot Dog Press』(講談社)などに寄稿。現在は週刊誌の記者・編集者として事件、芸能取材に奔走する