女性のほうが早起きが得意?男性と女性の「体内時計」の違いとは (2/3ページ)

Doctors Me

始業時間を遅くしても女子生徒の平均点には及ばなかったそうですが、それでも時間割調整前に比べ、男女差は16%も縮まったというのです。



不規則な仕事や夜勤による体内時計の周期の乱れは、女性のほうが悪影響を受けやすい

不規則な仕事や夜勤などのシフト勤務によって睡眠サイクルに変化が生じる場合、その影響を受けやすいのは男性よりも女性であるという報告もあります。


英国のサリー大学では、男性16人と女性18人の被験者に、体内時計の周期と睡眠スケジュールをずらすためにわざと1日28時間のスケジュールで生活をしてもらい、徐々に「時差ボケ」状態をつくるという実験を行いました。集中力や運動コントロール能力、作業記憶を試すテストを受けてもらったところ、男性よりも女性のほうが全体のパフォーマンスが低下することが明らかになったといいます。特に、早朝の時間帯にパフォーマンスが落ちたことも分かっていて、これはちょうど夜勤シフトの人が仕事を終える時間にあたります。



女性ホルモンが女性の睡眠に影響を与えている

ドコモ・ヘルスケアが2016年にまとめた「からだのデータ白書2016」にも面白い報告があります。この白書は2015年の1月1日から1年間、同社のウェアラブルデバイスやアプリを利用している10代以上の1923人を対象に行ったアンケート調査によって作成されたもの。男性と女性の睡眠時間を比較したところ、女性のほうが平均約15分長くベッドの中にいることがわかりました。また、睡眠の途中で目覚めてしまう「中途覚醒」の時間は、男性が平日28分・休日30分であるのに対し、女性は平日21分・休日20分と短いことも判明しています。つまり、女性のほうが睡眠の質が良いということ。


専門家によると、これには女性ホルモンの影響もあるのではないかとされています。というのも、女性ホルモンと睡眠・体内時計は密接に関わっており、例えば月経前や月経中に異常に眠くなる、という女性は少なくありません。

「女性のほうが早起きが得意?男性と女性の「体内時計」の違いとは」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る