コストカットのしわ寄せが?視聴率低迷が続くフジテレビの無間地獄 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■コストカットのしわ寄せが外注に

 確かに、今フジテレビは制作費等のコストカットに必死なようだ。先日も放送した映像などの情報をパソコン上で入力する専門部署を丸ごとリストラし、人件費を大幅に削減。その業務はフジ社員以外の番組制作スタッフにやらせることになったという。

「もちろんこの作業は番組放送時間外に行うので、当然サービス残業です。また、取材などで使うタクシー・飲食代なども10月から新たに厳しいガイドラインが設けられ、何をするにも幹部の決裁をとらなければいけなくなり、経費はほぼ使えなくなったといいます。現場の士気は相当下がっているようですね。フジテレビの幹部は、『バイキング』や『直撃LIVE グッディ!』などの番組は数字が確実に上がってきている。必ず勝てる! と吠えていますが、現場は冷ややかなものです」(前出・制作会社社員)

 少なくともこの温度差があるうちは、実際に繁栄を取り戻す日は来ないかもしれない。

文・阿蘭澄史(あらん・すみし)
※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。
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