私の時給低すぎ……本当にあったブラックバイト体験談【学生記者】 (2/2ページ)
■シフト管理は自分でしっかりと行う!
それからさらに3か月ほど経って、ちゃんと記録したシフトと照らし合わせたら、やはり研修給のままだったと確信しました。意を決して店長に問いただすと、
「研修を取るなんて一言も言ってない」
「3か月ぐらいのときに従業員バッヂはたしかに渡したが、バッヂをあげたから給料も上げなくてはいけないという決まりはない」
「でもそろそろ研修とってもいいかもね。来月から上げるよ」
……。要するに「言わなきゃ、給料は上がらない」ということでした。別のアルバイトさんに聞くと、どうやら研修給のまま2年近く働いていらっしゃる方も別店舗にいたそうです。
■自分の身は自分で守るべき
そもそもブラックバイトとは、「学生が学生らしい生活を送れなくしてしまうアルバイトのこと」をいい、給料未払い、時間外労働、パワハラ・モラハラなど、表出する実害もさまざまなものがあります。
その点でいえば、私の場合は時間外労働や強制的にシフトを入れられるようなことはなく「学生らしい生活」を送る妨げにはなっていませんでした。また職場自体は本当にいい人がたくさんいて、仕事は大変でも周りの人に支えられながらバイトをすることができていました。
一方で人間関係がよくても、このような「グレー」な職場への対処法は社会人(非正規雇用の方)になったら自分の身を守るためにも当たり前に身につけなければいけないことかと思います。それを踏まえ考えると、社会に出る前の学生のうちに身をもって知れてよかったのかもしれません。
わかりやすいパワハラやモラハラがないからといって安心はできません。しまいこんだ給与明細をはじめ、見えないところにもしかして「グレー」な部分が潜んでいるかもしれないですよ。
「少しでもおかしいな」と思ったら、信頼できる大人に相談してみるのがいいでしょう。大学生の本業は学業。支障がないように、上手に学業とバイトの両立を行っていってくださいね。
<大学生のまずこれステップ>
1. 給与明細はちゃんと確認する
2. シフト、休憩時間はきちんと記録(もしも訴訟沙汰になった場合も役に立つ)
3. おかしいと思ったら即責任者に確認!
文・アカネ