W杯予選突破は大丈夫?「ハリルホジッチvsサッカー協会」不協和音のオウンゴール (2/2ページ)

アサ芸プラス

幻のゴールに代表されるように中東の審判団の笛に翻弄されたが、その情報がハリルのもとに届いてなかったため、立腹していた。一部選手の体調不備にも不満でした。しかしJFAサイドの『それを見極めるのがお前の仕事だろう』との声に、ハリル監督も『誤った情報のもとでは、正しい判断も対策もできないだろう』と」

 タイ戦を前にハリル監督が「日本料理店で食事会をせよ」と選手たちに指令を出した、との報道についても、

「その必要性にクビをかしげるハリル監督に対し、そう言うように指示したのはJFAでした」(サッカー協会関係者)

 不協和音はこれだけにとどまらない。スポーツライターが明かす。

「ハリル監督は『海外と日本の差は歴然』と本音を言ってしまった。そんな海外組重用路線に対し、協会はJリーガーの抜擢を主張。海外の所属先でベンチ暮らしの主力組よりも、国内で結果を残している選手の招集を勧めています。しかし孤独感から意固地になったのか、いまだに予備登録選手(84人)にも無名の海外組を登録していて、海外偏重主義と言われてもしかたない。『代表監督は日本人』が持論の田嶋会長との温度差は広がるばかりです」

 10月の試合を2連勝できれば再び横一線となるが、

「そうでなければ、一気に解任となってもおかしくない。その場合、11月のサウジアラビア戦の指揮は手倉森コーチでしのぎ、来年3月のUAE戦、タイ戦から新たな監督就任の公算が大。候補は川崎フロンターレの風間八宏監督とガンバ大阪の長谷川健太監督です」(前出・スポーツ紙デスク)

 両者とも、筑波大出身の田嶋会長の後輩である。

「W杯予選突破は大丈夫?「ハリルホジッチvsサッカー協会」不協和音のオウンゴール」のページです。デイリーニュースオンラインは、日本サッカー協会週刊アサヒ芸能 2016年 10/13号ハリルホジッチW杯サッカースポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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