ジャニーズの策士?山下智久が”派閥”を乗り替えソロ活動のワケ

デイリーニュースオンライン

Photo by josemanuelerre
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 SMAP解散騒動以降、所属タレントの熱愛などの話が続くジャニーズだが、その中で山下智久(31)の動きに注目が集まっているようだ。

 昨年には『アルジャーノンに花束を』(TBS系)、『5→9~私に恋したお坊さん~』(フジテレビ系)の2本のドラマと、今年は映画『テラフォーマーズ』に出演するなど、ここ1~2年は、俳優としての活動がメインであった山下だが、積極的に歌手活動も行っている。関係者の間では、この活動の変化はジャニーズ内での“派閥移動”によるものだと囁かれているようだ。

「NEWSに所属していた当初は、藤島ジュリー景子副社長(50)の派閥に属していたがそのやり方に不満があった。そこでグループ脱退後は、SMAPらをマネジメントしていたI氏(58)の派閥に移動したそうです。ファンもその辺は敏感で、SMAPとの共演が急に増えた山下を見て察していた人も多いようですよ」(芸能記者)

 現在ソロとして活動を行う山下だが、その裏ではSMAP騒動やI氏の退職騒動において、自身に降りかかる影響をいち早く察し、すぐさま行動に出ていたようだ。それは大胆にも再び“ジュリー派”に出戻るということであった。

■今年のコンサート開催は寝返りのご褒美?

 山下がジュリー派に戻ったことがわかる点がいくつかある。

 まずは、今年頭に行われた初詣に参加したところだ。ジャニーズの中でも“ジュリー派”である嵐・TOKIO・V6といったメンバーの中に、山下が5年ぶりに参加している。また、歌手活動の本格化もその理由の一つだ。

「“I氏派”だった頃にコンサートを数度中止しています。一部報道では、メリー氏の『コンサートはグループでないと客が集まらないから』という意見によって、これまで阻止されていたようです。それが今年に入り、急に単独ソロツアーも実施している。これはメリー氏による“出戻りのご褒美”だと囁かれているようです」(前出・記者)

 なんとか“ジュリー派”に舞い戻り、無事タレント活動を継続することになりそうな山下だが、そんな山下の動きを関係者はこう分析している。

「山下は状況察知能力に長けており、器用に根回しも行います。派閥の移籍・出戻りに関しては、ジャニーズの関係者達にかなり相談に乗ってもらったそう。事務所の流れを読み、こうしたことをさらりとやってのけるところをみると、山下の策士ぶりが伺えますね」(芸能関係者)

 グループと異なり、ソロ活動は全ての責任が自分に跳ね返ってくる。山下は、こうしたリスク管理を常に意識しつつ、ジャニーズでの居場所を確保しているようだ。現在さまざまなスキャンダルに揺れるジャニーズであるが、山下は“いつ何時にも対応できる頭脳派”として、独自の居場所を既に作っているのかもしれない。

文・真田栄太郎(さなだ・えいたろう)
※1978年神奈川県出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ダークサイドリポート』(ワニマガジン社)、『週刊宝島』(宝島社)、『Hot Dog Press』(講談社)などに寄稿。現在は週刊誌の記者・編集者として事件、芸能取材に奔走する
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