美容室後は【ツヤさらヘアー】なのに・・・自宅でも再現するコツって?
美容室帰りのツヤツヤ・さらさらヘアー、自宅でも再現したいのに仕上がりが全然違う……。美容師さんにすすめられたヘアケア用品を使っているのに、どうして!?というのは、女性のあるある!なお悩み。
そんな悩みに救いの手を差し伸べてくれたのが、「air-GINZA tower」のスタイリスト、武井歩美さん。自宅でツヤさらヘアーを実現するための秘訣について教えていただきました。
ツヤさらヘアーの秘訣は「正しいブロー」
武井さんによると、ブローを正しく行えば、自宅でも簡単にツヤさらヘアーを手に入れることができるそう。そして今回のブローで使用するケア用品は、以下の3つ!
ブラシ
武井さんおすすめのブラシは、ネットでも購入できるという『メイソンピアソン』。日本人は硬めの髪質をしているので、プラスチックも混ざっているブラシがいいとのこと。
ミスト
髪の毛の内側の、空洞になっている部分に栄養を与え、はりとコシを出す『エアープラチナドロップミスト』。ドライヤーの熱に反応してたんぱく質成分がぷくっと脹れ、髪の毛の凹みを修復。お肌ケアでいうと化粧水の役割だそうです。
オイル
髪の毛の一番外側の層であるキューティクルを守り、整える『モロッカンオイルトリートメント』。お肌ケアでいうと乳液の役割。
それでは早速、気になる「正しいブロー」の方法を紹介します!
Step1:ブラッシング
「まずは、頭全体をまんべんなく撫でるようにブラッシングを行ってください」
「毛先は絡まりをほぐすようなイメージでブラシを通し、毛の流れを整えます」
Step2:ミストとオイルをON
「毛の流れを整えた後は、髪の表面全体がしっとりする程度にミストをかけます。ここでしっかり栄養を補給しておくことで、はりとコシのある髪に。ミストの後は、毛先に少量のオイルをつけてください」
傷みが進行している毛先にオイルをぬることで、ドライヤーの熱から保護する効果もあるそうです。
Step3:ドライヤーで全体を乾かす
「前髪など、流れをつけたい部分は流したい方向に向かって乾かしますが、その他は全体をまんべんなく乾かせばOKです」
完璧に乾かしきるのではなく、9割程度を目安に乾かしましょう。
Step4:ブラシを使って毛を真っ直ぐ伸ばしていく
「ドライヤーの口が下に向くように持ち直します。ブラシでキャッチした髪の毛に集中して風を当てますが、このとき上から下に向けてブラシとドライヤーを移動させます。最後の毛先まで、しっかりと熱を当ててください」
ドライヤーの風口を下に向ける理由は、上から下に流れているキューティクルの形状に沿わせるため。髪の毛につくかつかないかくらいまでしっかりと近づけることもポイントだそうです。
「ブラシの上下の回数は、片側4回くらいのイメージで行います。順番は、顔まわりの束→耳後ろの束→襟足部分の束→トップの根元から表面の束で進めてください」
Step5:オイルをなじませて仕上げる
「全体をしっかりブローした後は、ワンプッシュくらいのオイルを手にとり、全体になじませます。痛みが気になる場合には、パサつきやすい耳下の髪を中心になじませてください」
つけすぎるとベタつきの原因になるので、少量をのばして使うイメージで軽くなじませましょう。
正しいブローをマスターして、ツヤさらヘアーを手に入れよう
今回武井さんにご紹介いただいたブロー方法の中で、最も重要なポイントとなるのがStep4。
ドライヤーの角度、髪の毛との距離をしっかり研究し、美容室帰りのようなツヤサラヘアーを毎日楽しんでください!
※武井さんにヘアチェンジを頼みたい方はこちら
※取材協力:air-GINZA tower、LOVEST銀座 by air
Photo by GOTA