【未来か!?】オーストラリアの砂漠で日光と海水だけで野菜の栽培に挑戦! (2/3ページ)

秒刊サンデー

しかしサンドロップファームのCEOフィリップ・ザウムウィーバー氏はこの問題でさえも長年に渡り構造を改善することによって、将来的には化学燃料に頼らない生産ができると語った。

2億ドル(約208億円)という特別なインフラ整備が必要なこの温室はもちろん通常の温室とは桁違いに高額だ。しかしザウムウィーバー氏は長期的に考えるとこのコストは十分に補えると言っている。本来であれば土壌維持や改良に関するコストが毎年かかることから、通常の温室の方がコストがかかっているとまで言った。

サンドロップファームは似たようなシステムの農場をポルトガルとアメリカ、そしてオーストラリアの別の場所にも建設を予定している。また、他の会社も海水を使った温室をオマーンやカタール、UAEなどの砂漠地帯で実験的に始めている。

オーストラリアのシドニー大学のロバート・パーク氏はこのシステムを称賛しており、「私はこういったエネルギーを循環させ、再利用するようなシステムは将来的にさらに充実し、私たちの食料生産に貢献することになるだろう」と語った。

一方でオーストラリアのニューイングランド大学のポール・クリスチャンセン氏は「これは小さなニンニクをわざわざ大きなハンマーでたたき割るようなものだよ。オーストラリアではトマトの栽培について問題を抱えていない」と語り、オーストラリアの他の地域には栽培に適した土地がいくつもあるのにも関わらず、砂漠でトマトを育てるエネルギー集約型の栽培をする必要性が本当にあるのかと疑問を投げかけている。

「しかしながら、この技術は未来において、もしも環境や気候が変化し、不毛地帯が広がってしまった場合には有益になり、その時の代替案としては良いね」とクリスチャンセン氏は続けて言った。

海水と太陽から野菜を育てる技術。本当にこの技術が必要な未来は来てほしくはないが、今から準備をすることは決して無駄にはならないはずだ。


ー海外の反応
・ 太陽光発電で海水を淡水化するっていうのは良いと思う!これは未来に必要な技術だよ!
・ 海水と太陽だけじゃない、ヤシガラも使ってる。

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