校閲ガールが好調の裏で?石原さとみが患う”女優病”の重症度

デイリーニュースオンライン

写真は「石原さとみ 2016年 カレンダー」より
写真は「石原さとみ 2016年 カレンダー」より

 石原さとみ(29)が主演を務める『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系)が初回視聴率12.5%と、昨今のドラマにしては好調な滑り出しをみせている。

「恋人にしたい女性芸能人」や「女性のなりたい顔」ランキングには必ず上位に食い込んでくる石原だが、思えばこれまで女優としての評価は低かった。

 だが最近は、興行収入こそは奮わなかったものの、映画『進撃の巨人』での演技はハマり役と評され、駄作と言われた実写版での唯一の評価ポイントと言われるほど。また、大ヒット映画『シン・ゴジラ』でもキーパーソンとして出演し、演技的評価も高まってきた。

「石原はストイックにドラマや映画に取り組むことで有名です。演技プランも事前にしっかりと練ってきて、シーンについても思うところがあれば、監督に直訴するほど。ビジュアルが注目されるだけで、女優としての評価は低く見られてきましたが、女優という仕事にかける熱意は並大抵ではない」(芸能記者)

『校閲ガール』がヒットをすれば、その努力は間違いなく実を結ぶことだろう。

■女優以外の仕事に手抜き?

 順風満帆に見える石原だが、その評価に暗雲が立ちこめているのも事実だ。10月3日放送の『しゃべくり007 2時間SP』(日本テレビ系)に出演した際、「今回しらけてる」「ほんとつまんない」と、視聴者から悪印象の感想が寄せられたという。

「これまでにも多くのバラエティに出演経験がある石原でしたが、今回は完全に番宣モード。モニターをちらちら見るなど、全く集中していなかったですね。“自分は女優”という雰囲気全開でしたから、視聴者がしらけてしまうのも分からなくはない」(番組関係者)

 石原の“自分は女優”ぶりは、業界では有名な話だ。

「彼女は演技に真摯なあまりに、“代表作もないのに大女優か”と批判を浴びることもありました。最近は演技の仕事に手応えを感じていると思うのですが、一方で女優業に専念するため、他の仕事に気が回らない面もあるのでしょう。女優アピールに関しては、基本的にどんな女優さんも陥りがちですが、石原の場合は確かに少々鼻につくきらいはある」(前出・芸能記者)

 女優業は自意識が高くないと成り立たない反面、度が過ぎれば諸刃の剣にもなる。結実しつつある女優としての評価を前に、最後の関門ということか。

文・真田栄太郎(さなだ・えいたろう)
※1978年神奈川県出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ダークサイドリポート』(ワニマガジン社)、『週刊宝島』(宝島社)、『Hot Dog Press』(講談社)などに寄稿。現在は週刊誌の記者・編集者として事件、芸能取材に奔走する
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