怪しい「迷惑メール」返信やり取りの“衝撃結末”!(1)30分後に「担当者」から電話 (1/2ページ)
パソコンや携帯電話に連日のように送られてくる、うんざりする量の迷惑メール。背後にはありとあらゆる手で「誘導」する悪徳業者の姿があるのだが、はたしてちゃんと返信してみると、どんな結末を迎えるのか。コワイけど知りたい実験ルポの行く先は──。
実は日本には「特定電子メール法」などの法律があり、同意なく広告宣伝メールを送ることは原則、禁止。違反した場合は、最高で懲役1年の刑が科せられることになっている。だが、国内法が及ばない海外サーバを経由して迷惑メールを送りつける業者は少なくない。15年に総務省が行った調査によると、電気通信事業者10社の全受信メールのうち、迷惑メールの割合は6割弱というから、その数には驚くばかりだ。
ところで、怪しげな迷惑メールの数々に実際に返信したらどうなってしまうのか。危険を顧みず、そんな疑問を実践したのが、「迷惑メール、返事をしたらこうなった。」(イースト・プレス刊)の著者であり、キャッチセールス評論家・悪徳商法コラムニストの多田文明氏である。
「長年送りつけられてくる迷惑メールを見ているうちに、差出人やタイトルだけである程度、どのサイトに誘導しているのかがわかるようになったものの、やはり心の中にはモヤモヤがあった。で、その先にどんな結末が待っているのかを知りたくて、迷惑メールのURLを軒並みクリックしてみたというわけです」
まず、迷惑メールの中でも目を引くのが、ロト6や競馬、パチンコなどでの「一攫千金」をうたったギャンブル攻略法だ。ある日、多田氏のもとに届いたのは「ロト6攻略」をうたうメール。URLをクリックすると、表示されたサイトには「過去の膨大なデータを解析し導き出される数字をベースに独自の当選ロジックを‥‥」という派手な文言が並んでいる。
「情報を得るために、とりあえず登録フォームに名前やメルアド、電話番号、年齢を書き込むと30分後、携帯電話に担当者を名乗る男から連絡が来たんです」
男の説明では、「自分たちは財団法人日本宝くじ○○から当たり番号を買い付けている。その情報を入手できるのは全国で7社あり、当社はその1社」だという。