クラウドファンディングに「携帯枕」が次々出展されるワケ (2/2ページ)

FUTURUS


■ 目標額の7,000%!?

そしてIndiegogoと二大巨頭を形成するサイト『Kickstarter』に、このような商品もある。

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=OFYfhzbq5_8]

『FaceCradle』という名のこの携帯枕、蹄鉄をふたつ重ね合わせたような設計だ。その蹄鉄を首にはめる使い方もできるが、座席から紐を吊るして体重を依存させるという寝方も可能である。

機内で使用するには少々勇気が必要なデザインで、携帯性に関しても正直疑問符がつく。FaceCradleは、空気で膨らませるタイプのものではないからだ。

ところがこの商品も、終わってみれば目標の7,000%という額の資金を集めた。冗談のような数字だが、それだけ携帯枕という分野が人々の関心を集めているのだろう。


■ LCCが新型枕を作った?

今はLCC全盛の時代である。

当初は安全性の面から大いに疑問視されていたが、現代では人々の生活に必須の交通機関になった。これは先進国だけの話ではなく、たとえばマレーシアで働くインド人労働者が里帰りする時もLCCが大いに利用される。

航空業界は「エコノミークラスの座席を増やす」ことにより新しい成長を遂げた、と表現するべきかもしれない。だからこそ、エコノミークラスで快適に過ごすための道具の需要が増えたのだろう。少なくとも、世界の誰もが「エコノミークラスで寝て過ごす方法」を模索していたということは間違いない。

発明とは、人々の潜在需要から生まれるのだ。当たり前のことだが、その原理を改めて認識させる出来事が今も発生している。

【参考・動画】

※ New invention Nod Travel Pillow -The Ultimate Travel Sleep Solution – Youtube

※ Woollip Travel Pillow. How to sleep on a plane? Discover our innovative frontal pillow. – Youtube

※ FaceCradle , 5 Modes, 4 More than a Regular Neck Pillow – Youtube

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