やばぁ…。クルマの鍵を紛失!対処法と費用、防止アイテムをまとめてみた (2/2ページ)
毎日使うバッグの中などに入れておくと、出先での紛失時にもとりあえず対応できます。
スマートフォンの普及とともに、近年では盗難防止タグという商品が目に付くようになりました。外観は小さなキーホルダーのようなもので、形は商品によりさまざまです。「bluetooth」や「GPS」によりスマートフォンからタグを検索することができるという商品で、紛失したとしても簡単にどこにあるか探し当てることができるということでにわかに人気が出てきています。しかし充電が必要だったり、部屋の中のような狭い範囲でしか検索できなかったりと、まだまだ発展途上の商品でもありますので、購入の際には要検討が必要になります。
■カギの紛失防止に役立つガジェット5選を紹介!①商品名:XY Find Itphoto by 公式サイト価格25ドル(日本円で約2,800円)2WAYトラッキング機能無通信有効範囲40m~70mバッテリー・充電時間持続時間約1年、充電不可、交換可デザイン性しっとりとしたヘキサゴンデザイン、カラーバリエーションは6種類魅力はココ質感のあるデザイン◆販売サイトはこちら
②商品名:TrackR Bravophoto by 公式サイト価格29.99ドル(日本円で約3,360円)*3パック販売も対応2WAYトラッキング機能有通信有効範囲約30mバッテリー・充電時間持続時間約6ヶ月、充電不可、交換可デザイン性メタリックなコイン型、カラーバリエーションは4種類魅力はココクラウドGPSにより他ユーザーの商品からも位置検索が可能◆販売サイトはこちら
③商品名:Chipolophoto by 公式サイト価格29.99ドル(日本円で約3,360円)*4パック販売も対応2WAYトラッキング機能有通信有効範囲10m~約60mバッテリー・充電時間持続時間約6ヶ月、充電不可、交換可デザイン性カラーバリエーションは6種類魅力はココアイテムをシェイクすることでスマホの操作が可能◆販売サイトはこちら
④商品名:Pebble Bee Honeyphoto by KURA BASE価格25ドル(日本円で約2,800円)2WAYトラッキング機能有通信有効範囲約45mバッテリー・充電時間持続時間約1年、充電不可、交換可デザイン性キャラクターのデザインが可愛く女性向けにオススメ魅力はココジュエリー用途に使えるほどデザイン性が高い◆販売サイトはこちら
⑤商品名:Orbitphoto by 公式サイト価格29.99ドル(日本円で約3,360円)2WAYトラッキング機能有通信有効範囲約30mバッテリー・充電時間持続時間約4ヶ月、充電不可、交換可デザイン性艶の少ないメタリック、5種類のカラーバリエーション魅力はココ紛失時のアラーム音を15種類から選択できる◆販売サイトはこちら
<2WAYトラッキング機能とは?>
アイテム側だけの探知ではなく、アイテム側からスマホを探知しアラームを鳴らすことができる機能のこと。
■紛失した時は専門業者かディーラーへ鍵を紛失した時は、ディーラーに連絡するか専門業者へ連絡するか、どちらかの対応が必要になります。
まずディーラーに依頼した際、車種によっても異なりますが、イモビライザーの再設定等が必要となり、費用は安くても1万円から高くて3万円を超えてきます。またこの費用はあくまで新しくキーを作るための費用となり、イモビライザーの再設定にはクルマ自体に割り振られているキーナンバーというものが必要となり、まずはJAFにクルマの鍵を解錠してもらう必要性も考えられます。鍵の解錠だけでは会員の場合、無料で行ってくれることも考えられますが、非会員の場合は1万円以上になることも。ディーラーに依頼する際は、数万円の出費は覚悟しておいたほうが良さそうです。
次に専門業者への依頼です。インターネットで検索すればいくつも業者がヒットするので、その中から対応してくれる業者を探すことになります。イモビライザーが採用されはじめた当初は対応できない業者も多かったのですが、今ではイモビライザー付きのキーでも解錠から新しく鍵を作る工程まで対応している業者も存在しています。鍵を紛失した面倒なトラブル時、専門業者に依頼するメリットとしては、何と言ってもこの鍵の解錠から鍵の再発行まで一連の対応を一つの業者が行ってくれることにあります。
そしてこの専門業者に依頼する際の費用について、こちらも車種や業者により異なりますが、国産車は鍵の解錠とキーの再発行で2万円~、高級車のイモビライザー付きでは5万円~が大体の目安となるようです。
■年々進化を続けるイモビライザーイモビライザーとはクルマ本体と鍵の双方にICチップによるIDの設定が行われているものを言い、ICチップのIDが一致しないとエンジンが始動しないのが特徴です。このイモビライザーのおかげでサムターン回しなど物理的な手法では簡単に車の盗難ができなくなりました。また、鍵の紛失時には車両側と鍵の双方でICチップの設定を変更すれば紛失したキーは使用できなくなり、シリンダーごと鍵を交換する必要がなくなりました。
さらにイモビライザー対応の車は任意保険も特約により少し安くなる等のメリットもあるようです。
対処方法でも説明したように、イモビライザーが普及したことにより鍵の製作は複雑になり、費用も高額になっています。数年前にはイモビカッターと呼ばれるイモビライザーを解除する器具がオークションサイトなどに出回り、イモビライザー付き車両の盗難が相次いだことから、イモビライザーを購入時から解除する人も。
しかし、このイモビライザーの技術も年々向上しており、ICチップのIDが定期的に変更されるなど、その信頼性は高まってきています。鍵の紛失時の費用を抑えるためにイモビライザーを安易にキャンセルするのは、やめておいたほうが良いでしょう。
■イモビライザー付きの鍵はキケン?イモビライザーの普及により鍵を紛失した際にかかる費用は高額になりました。しかし紛失時の費用を抑えるためにと購入時からイモビライザーをキャンセルしてしまうのも浅はかな判断といえます
イモビライザー付き車両のメリットは、人力ではエンジンがかからないため持ち去りの盗難防止に有効的という点です。イモビライザーのメリットを効果的にいかし、鍵の紛失防止に力を注ぐことは本質的ではないでしょうか。
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