CEATEC JAPAN 2016レポート:NECはセキュリティー対策 (2/3ページ)

FUTURUS

『ランニングポリス』はベスト型のウェアラブルカメラで、肩にに近い辺りにカメラが装着されている。

このカメラは常に周囲を撮影し、警備員の第3の目として、要注意人物がいないかどうかをチェックしているのだ。

撮影された映像は、例えば警備本部などに設置された常時解析センターに転送され、顔認識システムによって解析される。

もし、要注意人物を検出したら、すぐに現場の警備員のスマートウォッチに通知される。

このシステムでは特に、映像の圧縮率を高める技術や映像の乱れを抑制する技術、そしてサーバー側では逆光や暗がりでも顔の輪郭や色が補正されて視認性を高める技術が強調されていた。

『ランニングポリス』もまた、東京オリンピックで活躍しそうな技術だ。


■ 異なる場所への出現パターンで不審者を検出

『ランニングポリス』は警備員などが移動しながら怪しい人物を検出する仕組みだが、複数の固定型防犯カメラから不審人物を検出するシステムも展示されていた。

要注意人物を防犯カメラの映像から検出する技術は他にもあるが、NECのシステムの特徴は、複数のカメラが捉えた同一人物の異なる場所への出現パターンから不審者を検出することができるということだ。

また、既存の技術では、膨大な映像から同一人物を特定するには時間がかかったが、独自のツリー構造による人物のグループ化により、照合時間を劇的に短縮できたことだという。

ブースでは、システムが映像から素早く人物を解析している様子が映し出されていた。

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