満足度は4以上!ワークライフバランスが実現できる職業トップ9
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ワークライフバランスとは、仕事と生活の調和と訳されます。仕事とそれ以外の生活とのバランスを取り、その両方を充実させることを指すようです。
しかし休みの日も仕事のメールに追われたり、毎日残業でプライベートな時間を持てなかったりと、ワークライフバランスを実現できていない人も多いのでは?
そこで今回は海外の求人情報サイト『Glassdoor』が発表した、ワークライフバランスに優れた職業トップ9を紹介します。
最新のレポートでは、ワークライフバランス満足度(5段階)の平均は3.2となっています。2009年は平均が3.5だったものの、年々低下しているといいます。
以下で紹介する平均年収はアメリカでのデータですが、日本にもある職業ですので、ぜひチェックしてみてください。
■9位:DevOpsエンジニア(平均年収1,133万円)
DevOpsとは、開発と運用を組み合わせた造語であり、ネットワーク運用に関わる開発者やプログラマー、またはコーディングができるシステム管理者のこと意味するようです。ワークライフバランス評価は4.0となっています。
■8位:モバイル開発者(平均年収1,043万円)
スマートフォンなどのモバイル機器用のアプリを開発する仕事です。
最近では銀行口座のチェックからショッピングまで、モバイル機器を使って行う人が増えていて、需要がどんどん高まっている職業です。ワークライフバランス評価は4.0となります。
■7位:テクニカルアカウントマネージャー(平均年収772万円)
顧客に対してテクニカルサポートを行う仕事です。顧客からの技術的な質問や疑問、問題を解決していきます。こちらのワークライフバランス評価は4.0となっています。
■6位:リクルーティングコーディネーター(平均年収494万円)
この仕事は、企業の人事担当者を補佐し、求職者とのスケジュールや面接をコーディネートします。平均年収は今回のランキングの中で一番低いものの、ワークライフバランス評価は4.0です。
■5位:UIデザイナー(平均年収870万円)
ユーザーがソフトウェア、ウェブサイトまたはアプリを使うときに目に触れる部分UI(ユーザーインターフェイス)をデザインする仕事です。ワークライフバランス評価は、4.0です。
■4位:戦略マネージャー(平均年収1,138万円)
この仕事は、ビジネス戦略から財政目標に至るまで、企業が目標を達成するためのプロセスを創りあげます。ワークライフバランス評価は、4.0となっています。
■3位:データサイエンティスト(平均年収1,153万円)
ウェブサイトやアプリ、そしてソフトウェアから発生する膨大なデータから情報を分析し、そのデータを基にビジネス価値を生み出す仕事です。
このランキングでは、平均収入が最も高くなっています。ワークライフバランス評価は、4.0です。
■2位:UXデザイナー(平均年収978万円)
UXとは、ユーザーエクスペリエンスの略語で、ユーザーがサービスや製品を利用したときに得られる体験のこと。
この仕事は、ソフトウェアや製品がユーザーにどのように受け入れられるか、例えば、ナビゲーションは理想的であるか、ユーザーが製品を試して障害がないかなどを調べ、ユーザーに良い体験を提供することを意識してデザインしていきます。
ワークライフバランス評価は、4.1です。
■1位:企業の求人担当者(平均年収669万円)
企業の求人担当者は、求人募集の提示、履歴書の選抜、候補者との面接や日程の調整などを行います。
会社によっては、候補者の面接日程に応じて、勤務時間を調整することができるそうです。ワークライフバランス評価は、4.1となっています。
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今回のランキングを見ると、とくにテック系の職業が魅力的な給料を得ていますね。またテック系は柔軟な働き方ができる場合が多く、自宅で作業ができたり、勤務場所や時間に柔軟性が高かったりすることもポイントとなるようです。
もちろんアメリカと日本では、給料面や待遇面に違いがありますが、今後キャリアチェンジを考える時に参考にしてみるといいかもしれません。
(文/椎名恵麻)
【参考】