【プロ野球】《“捕手のドラ1”を振り返る》名捕手が多数出現! 歴代“捕手ドラ1”の通算成績は? (4/4ページ)
■名捕手続々! 特に西武の指名が光る
東映などでしぶとい活躍を見せた加藤俊夫やスラッガーとしても存在感を示した田淵幸一を皮切りに、「捕手ドラ1勢」からは名捕手が続々と生まれている。
とくに1970年代後半からの指名は素晴らしく、伊東勤、中村武志、谷繁元信、城島健司など、チームの大黒柱が何人も名を連ねている。
また、指名順位は2位ではあるが、三輪隆(1993年・オリックス)や北川博敏(1994年・阪神→近鉄→オリックス)も逆指名で入団。2番手捕手やコンバートで成功した選手を含めると、かなりの1軍定着率といえるだろう。
現役でも阿部慎之助、大野奨太、小林誠司などがドラ1で入団しており、正捕手になる期待度はかなり高い。
なかでも西武の指名は成功続きだ。伊東勤、細川亨、炭谷銀二朗と次々とチームの柱の育成に成功。大久保博元や高木大成もキャリアを通してみると打撃面で貢献した。捕手として成功するかに注目が集まる森友哉も、現時点では大成功といえる一人だ。
「西武の捕手ドラ1=成功」の図式は健在。西武が動いたとき、球界待望のスター誕生の匂いが漂ってくる。
■今年の1位指名はあるのか!?
さて、今年の捕手ドラ1候補は……と列挙したいところだが、前回の「外野手編」と同様に、今年は投手が指名上位をガッチリと固めそうな展開が予想されている。
可能性があるとすれば、九鬼隆平(秀岳館高)が筆頭候補だ。高校日本代表の4番&正捕手を務め、リードやキャプテンシーにも定評がある世代ナンバーワン捕手。純粋な1位はないかも知れないが、外れ1位の可能性は十分にあるだろう。
次なる世代を担うドラ1捕手の誕生に期待したい。
文=落合初春(おちあい・もとはる)