週刊アサヒ芸能「創刊60年の騒然男女」スポーツ界「波乱のウラ舞台」<野球篇/悔恨インタビュー・近藤昭仁>元ロッテ監督が回顧する「18連敗の真実」 (2/2ページ)

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藤田さんから「ロッテが困っているから、助けてやってくれ」と連絡があって、それで監督を引き受けたんです。広岡さんがGMをされた影響だと思うが、野球をわかっている者もいれば、走者一塁の場面で簡単に遊撃ゴロを打つような選手もいて、これからのチームだった。連敗中、ミーティングで説教をしたり、檄を飛ばしたり、選手を名指しで叱ったりもしましたが、あまり効果はなかったようですね。

──とはいえ、98年は若い選手も頭角を現した。

近藤 黒木もそうだが、野手では小坂や福浦が出てきて、2人ともよう頑張ったと思う。レギュラーから外した初芝、南渕はちょっとブンムクレてたかな(笑)。

 連敗脱出後、38勝27敗1分けと好成績を残したが、2年連続最下位は免れなかった。チーム打率リーグ1位、同防御率は2位。総得点も総失点を上回ったが、近藤氏は史上4人目の両リーグ最下位指揮官となり、同年辞任した。

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