「谷間の真珠」と称されるリスボン近郊の街、オビドスでおとぎの国にトリップ! (2/4ページ)
目にするものすべてが可愛らしく、心地よく、あっという間にこの街のたたずまいに魅了されてしまいます。
街の中心部がサンタ・マリア広場。中心といっても小さな街のこと。こじんまりとした広場にはゆったりとした時間が流れています。
広場に立つ柱は、「ペロリ―ニョ(罪人のさらし柱)」と呼ばれ、15世紀に建てられたもの。その時代、罪人は籠に入れられ、見せしめのためにここに吊り下げられたのだとか。
サンタ・マリア広場に面して建つのが、街で一番大きな教会、サンタ・マリア教会。
1444年に当時10歳だったアフォンソ5世が、わずか8歳のいとこのイザベラと結婚式を挙げた場所です。壁一面が17世紀のアズレージョで覆われた教会内部も必見の美しさ。