仕事がうまくいかない……失敗・ミスが増えたときの対処法4つ

フレッシャーズ

学生のころはたとえ勉強ができなくても、スポーツで失敗しても、結果的に被害をこうむるのが自分だけだったり、まだ子どもだからと看過してもらえる場面が多くありました。しかし社会人として仕事をすることは大抵の場合、複数の人間を巻き込んで行うため、仕事がうまくいかないと、何かあったときに他人に迷惑をかけてしまったり、場合によっては評価が下がって査定に響いたりすることも考えられます。
社会人は仕事がうまくいかなかったときの反動がストレートに返ってくる、そういった責任の重さから、落ち込みやすくなることは往々にしてあります。ここではそういった仕事がうまくいかないときの対処法について考えてみましょう。



◆「仕事がうまくいかない」と悩んでしまうワケ

そもそも仕事がうまくいかないと感じるのは、「仕事をうまくいかせたい」という理想がまず先にあり、その理想に意識的・無意識的に執着するあまり、現実とのギャップが発生してしまうゆえに悩んでしまうのです。理想と現実の間にはたどるべき過程があると考えることができます。人によってはその過程も一つの通過点であり、仕事がうまくいくもいかないも結局は進んでいることに繋がっていると捉えられるかもしれませんが、その状況を許せないと感じる人もいます。うまくいっているかいないかは、極めて主観的な判断であるとも考えられます。

◆仕事がうまくいかないときは考え方を変えてみよう

仕事がうまくいかないときは普段通りに自分で考えた結果、求めるゴールに到達できなかった場合が多いと思われます。そこで取り組み方や考え方を大きく変えてチャレンジすれば突破口が見つかるかもしれません。まず大事なのは周囲ではなく、自分から変わることです。自分が変われば案外周囲はコロッと変わるものです。次に問題からフォーカスを外してみましょう。「なぜうまくいかないのか」を、「どうやったうまくいくのか」に変えたり、その逆もしかりで、見方を変えると答えも大きく変わります。またワクワクしてみるのは非常に効果的です。自分を解放してあげると、問題解決には直結しなくても、自分を邪魔する暗い気持ちは晴れるでしょう。

◆仕事がうまくいかないときにしてはいけないこととは


仕事がうまくいかないときは、負の連鎖に陥ってしまいがちです。そうならないためにも、まずは引きずることをやめましょう。悩むことと考える事はことです。失敗に思いを巡らせているのであれば、気持ちを断ち切り、解決に向けて考える方向へシフトしましょう。また、他人のせいにするのは禁物です。一々人のせいにしてしまうと、自分がそこから何かを学べるチャンスをふいにしてしまいがちです。さらに、失敗について考えを巡らせながら寝ないようにしましょう。嫌なことを考えながら寝ると、アドレナリンが分泌され、睡眠の質を下げてしまいます。その結果、翌日の体調にも影響が出るので、なるべくリセットしてから寝るようにしましょう。

◆仕事がうまくいかないときには心のケアも大事

うまくいかないと落ち込んで切るときには、さらに落ち込むような出来事を引き込んでしまいがちです。問題を解決するために動かなければいけないのは自分なのに、ネガティブな精神状態ではじめては本来うまくいくものも危うくなってしまいます。とにかく気分を切り替える癖をつけましょう。実は気分というものは一瞬で大きく変わるものです。いきなり1億円当たったら一瞬で喜べますが、直後に知り合いの訃報を聞いたらとてつもなく落ち込むでしょう。それだけ気分は変わるものと認識して、落ち込んでいる自分を見つけたらその都度意識的に気分を変える何かを見つけましょう。

◆さいごに

仕事がうまくいかないことで落ち込む時期は誰にでも、いつになってもあるものです。重要なのはその事実に引きずり込まれすぎないことです。うまくいかないと感じる時期が続いたら、自分が置かれている状況を振り返り、問題に対する考え方や見方をを変え、時には人に頼り、ワクワクすることで気分を変え、あの手この手で負の連鎖を断ち切り続けましょう。そうやって仕事に取り組んでいれば、自ずと自分が本質から変わってきていることに気づくでしょう。

文・学生の窓口編集部

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