「吉野家」に「天丼てんや」に「丸亀製麺」!インドネシアに日系ファストフード店が続々進出! (2/2ページ)

インドネシアにも麺類はありますが、「麺に歯ごたえを求める」という概念はありません。
また、うどんつゆのあっさりとした味わいが現地市民には斬新らしく、丸亀製麺は人々の舌に新しい発想をもたらしました。
そして丸亀製麺のすごいところは、現地市民に100%受け入れられるよう徹底して材料を厳選したこと。
それはすなわち、アルコールと豚由来成分を一切使用しないということです。
インドネシア国民の9割はイスラム教徒。
もちろんジャカルタではキリスト教徒や外国人も多いとはいえ、やはり基本は「イスラムフレンドリー」でなければなりません。
丸亀製麺は現地のイスラム評議会の厳しい審査を受け、ハラル認証を取得しています。
この認証は単に豚とアルコールを食材にしなければ取得できるというものではなく、たとえば「店員が調理器具をアルコール消毒する」ということもできません。
だから代替の消毒液を使うのですが、こうした隅々に渡るチェックをすべてパスしなければハラル認定証はもらえないのです。
・グルメと海外ビジネス
こうして見てみると、日系飲食企業がインドネシア市民に与えているインパクトは非常に大きなものだということが分かります。

また、近年の経済成長によりインドネシアでも中間層が着実に増えています。ショッピングモールに行ってもショーウィンドウを眺めることしかできなかった人々が、ちょっとした買い物くらいならできるようになりました。
年々増える市民の可処分所得が、グルメ業界にも及ぶのは自明の理というもの。
また、先述の宗教的理由により「同じメニューでも日本とは少し味が違う」ということもあります。そうしたことをチェックしながら巡る海外グルメ旅行も、計り知れない面白味に満ちています。
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