太陽光だけで250km走る!エコな“モス”内装もユニークな電動ソーラーカー「Sion」 (2/2ページ)
■ 室内に苔?

このクルマが面白い点がもうひとつ。独自の空気清浄機構としてbreSonoシステムを採用しているのだ。
これは、車内のダッシュボードなどに装備した(植えた)モス=苔により、天然のエアフィルター効果を出すというもの。CO2(二酸化炭素)を吸ってクリーンなO2(酸素)を出すという植物の特性を活用した、とてもユニークなエコシステムだ。
採用している苔は、独自の品種を使用するため水やりの必要もなし。お手入れ不要で、ナチュラルな空気を室内に満たしてくれる。

■ お値段は約183万円
基本的に、太陽光がエネルギー源だから電気を買う必要がなく、お財布にもやさしいこのクルマ。しかも、要は「走る太陽光発電所」にもなるわけだから、災害時の非常電源としても十分使えそうだ。

なかなか魅力的なのだが、気になる価格はというと、なんと1万6,000ユーロ、約183万円! 最近のエコカーとしてはかなり安い部類だ。また、最大航続距離が120kmの「Sion URBAN(サイオン・アーバン)」というモデルもあり、こちらはさらに安い1万2,000ユーロ(約138万円)での販売を予定している。
ちなみに、これらのクルマは現在プロトタイプがすでに完成。生産体制の費用を集めるために、クラウドファンディング・サイトの『INDIGOGO』でキャンペーンを実施したばかりだ。結果は、24万6,680ユーロ(約2,900万円)を集め見事成功。順調にいけば、2018年中の販売を目指している。
【参考】
※ Sion. A Solarcar for everyone. – Indiegogo
※ Sono Motors