ホンダ・フリードとトヨタ・シエンタはどっちが買いか?【2016年コンパクトミニバン比較】
フリードとシエンタ、6つの視点で比較評価してみたphoto by ホンダ公式サイト photo by トヨタ公式サイト
以前に書いた「新フリードがついにフルモデルチェンジ!知っておきたい情報まとめました」でも少し触れましたが、今回はライバル車種のシエンタと比較した記事をお届けいたします。
2016年にリリースした新型ホンダ・フリードとトヨタ・シエンタ。その両者を、「エクステリア」「居住性」「操作性」「荷室」「燃費」「乗り心地」の6つの視点から比較しました。
■1.エクステリアの比較――落ち着いた雰囲気に対して躍動感あふれるデザインphoto by ホンダ公式サイト
フリードは世代を選ばない落ち着いたデザイン性がウリ!コンパクトサイズのミニバンはずんぐりした見た目になりがちですが、フリードのエクステリアは爽やかで精悍なスタイルが特徴。
一目見ただけで、最近のホンダ車と分かるようなデザイン性となっています。
ボディサイズは、全長4,295mm×全幅1,695mm×全高1,710mm(HYBRID G:FF)と、取り回しのしやすい5ナンバーサイズを採用。
カラーリングは全9色で、全体的に落ち着いたトーンが多いため、若者から熟年世代まで幅広い層を意識したラインアップです。
シエンタは、若く活発なイメージのデザイン性がウリ!一方、シエンタは遊び心くすぐるアグレッシブなデザインが採用されています。また、外観は大人っぽい質感でミニバンをあまり意識させないことも特徴的です。
ボディサイズは、全長4,235mm×全幅1,695mm×全高1,675mm( HYBRID G:FF)。
フリードと比較すると全長が6センチ短く、全高が35㎜低くなっていますが、フリード同様取り回しが良く、大きな差はありません。
カラーリングは全13色と多彩で、9色のベースカラーに加えて、通常黒の樹脂パーツをカラーパーツに替えた4パターンを加えた13色と多彩な取り揃えになっています。
■2.居住性の比較――広さ際立つフリードに軍配photo by ホンダ公式サイト
お次は居住性。フリードとシエンタを比較すると、広々とした車内空間を持つフリードに軍配が上がるといえるでしょう。
新型フリードは旧型と比較して、1列目シートから3列目シートまでの間隔が90㎜拡大し、乗り心地が向上。
また、ガラス面積を大きく取ったデザイン設計で、開放感を演出しており、物理的だけでなく、心理的にも広さを感じられます。
ただし、2列目シートの快適性については、ガソリンモデルとハイブリッドモデルで大きな差があることを追記しなければなりません。
ハイブリッドモデルは、アシストモーター用のバッテリーを1列目フロア下に搭載している関係上、床面が持ち上げられており、シート下につま先を入れることが難しくなっています。
結果として、2列目に座る方は腿全体で着座できず、お尻に体重がかかる姿勢を強いられます。このため、長距離ドライブ時には辛い思いをするかもしれません。
一方、シエンタは、シート間の間隔はフリードに譲るものの、2列目シートに着座してもしっかりと腿全体が座面に着座でき、快適に過ごすことができそうです。
茨城でHONDAフリードを試乗したい方はコチラ ■3.操作性の比較――整然とした室内の充実感で選ぶか、実用性で選ぶかphoto by ホンダ公式サイト
フリードのダッシュボードは、先代よりも質感が向上し、使いやすさについてもしっかりと考えられています。助手席側の大きなダッシュボードの下段は仕切りのついたトレー形状で、スマホなどの小物を置く際にも便利です。
さらに、ダッシュボード全体のデザインは直線基調で、運転に集中できて飽きがこないデザイン。シートも質感の良い生地と厚手のクッションで、座り心地は良好です。
一方、シエンタも質感が高いのは同様ですが、フリードと比べて曲面を多用した近代的なデザイン。エクステリア同様にアグレッシブなイメージを持たせています。
同時に、操作スイッチ類の配置はオーソドックスな位置にあり、トレーや小物入れなども上手く配置。実用面でも不満が出ることはありません。
シートはフリードと比較するとクッションは薄めですが、適切な着座位置なので、疲れ知らずといえるでしょう。
■4.荷室の比較――低い地上高のフリードと幅広のシエンタフリードのリアゲートの開口部サイズは、高さ1,110㎜、幅1,080㎜、床面地上高480㎜。旧型フリードよりもさらに低い床面地上高が実現したことで、荷物の積み降ろしなどの際にはとても重宝します。
ただし、3列目シートの収納方法が跳ね上げ式で、収納した場合は開口部の幅よりも内側にせり出してしまい、スペースを狭く感じてしまいます。
一方、シエンタのリアゲートの開口部サイズは開口部高さ1,040㎜、幅1,100㎜、床面地上高505㎜。
3列目シートは床下に格納するタイプのため、床面は高さが出てしまっていますが、横幅についてはフリードよりも広く使えます。
茨城でHONDAフリードを試乗したい方はコチラ ■5.燃費の比較――両車種ともに上々の評価photo by ホンダ公式サイト
コンパクトミニバンの利点の一つとして、軽量だけにランニングコストが安いということが挙げられます。
今回はJC08モード燃費を比較しますが、両車ともに27.2㎞/L(ハイブリッド)と、非常に素晴らしい燃費性能です。
しかしながら、ハイブリッド車の燃費というのは、メーカー公表値に比べて、実燃費での公表燃費達成率が低い傾向にあることを含んでおいてください。
イメージとしては、JC08モード燃費の60%~70%が実燃費というのが現実です。
フリード27.2㎞/Lガソリン車は19.0㎞/ℓシエンタ27.2㎞/Lガソリン車は20.2㎞/ℓ■6.乗り心地の比較――「しっかり」と「ゆったり」どっちが好み?photo by ホンダ公式サイト
フリードの乗り心地は、車高の高いミニバンでありながら、安定感が高い設定となっています。
ギャップ初期入力のコツコツした感触はあるものの、突き上げや横揺れが少なく、快適と感じている方が大半のようです。
一方、シエンタも乗り心地に関しては同様に快適で、ユーザーからも良好な評価を得ています。
具体的には、一回り大きな車に乗っているようなゆったりした動きで、柔らかめの乗り心地です。
■総合評価★★★★★シエンタはアクティブなスタイルと実用性を両立している!シエンタは、ミニバンにありがちなデザインから脱却。アクティブなデザインをインパネにまで取り入れており、若く活動的な方にも受け入れられる設計です。
また、デザインだけでなく、実用性についてもしっかりと研究がされています。例えば、荷室スペースの開口部の形状がスクエアで、荷物の出し入れもラクラクです。さらにハイブリッドは、トヨタが長年ノウハウを積み重ねてきたもので、非常に信頼性が高いこともポイントの1つといえるでしょう。
気になる点は、トランクルームの地上高が高いこと。ちょっとしたものを載せ下ろしする際にでも、高さというのは気になるもので、特に女性にとっては数センチの差で不便を感じることでしょう。
こちらも、実際の載せ下ろしをイメージしたいなら、一度試乗することをオススメいたします。
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フリードは全ての項目においてハイレベルにまとまっている!コンパクトミニバンとしての使い勝手や室内スペースの広さ、多彩なシートアレンジ、トランクスペースの広さなど、さまざまな項目においてしっかりとした研究がなされており、その上で必要充分な走行性能も捨てることなくまとめています。
燃費の項目で、実燃費の達成率についてのイメージを記述しましたが、フリードハイブリッドのトランスミッションは、DTCと呼ばれる燃費への貢献度が期待できるものです。なので、コツを掴むことで達成率は向上する可能性もあります。
気になる点としては、フリードに搭載されるDTCは、フィットやベゼルに搭載されているものと基本構造が同じものですが、フィット/ベゼルの初期モデルでは、制御面でトラブルも出ていました。
一度、HONDA販売店で試乗して確認されることをオススメします。
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