明石家さんま、SMAP発言と炎上を繰り返す”大御所の真意”

デイリーニュースオンライン

写真は「本人vol.11」より
写真は「本人vol.11」より

 芸能人の中でも圧倒的な好感度を誇る明石家さんま(61)。好きな芸能人ランキングでは、必ずと言っていいほど上位に名前が挙がる、老若男女誰からも愛されている芸能人だ。だが、最近明石家さんまの好感度が急落、ネットで炎上騒ぎをたびたび起こしている。芸能関係者によれば、明石家さんまの好感度急落の起点は「SMAP発言」からだったという。

「SMAPの解散について、さんまさんは何度もラジオやテレビで言及しています。さらに、真相を知っている素振りを見せながら、肝心なことは話さない。当初はファンからの『しゃべり過ぎ』だけだった批判が、ファン以外からも『真相を話さないならもうしゃべるな』と、全体的な好感度低下を招きました」(芸能関係者)

 さらにここ最近では、炎上発言を繰り返している。

「10月8日のMBSラジオ『ヤングタウン土曜日』で休業中の道重さゆみ(27)に対し、『2年も活動していなくて、どうすんねん』『たちの悪い女や』と言い放ち炎上。さらに1週間後には、同ラジオで菊池亜美(26)の芸人いじりに『何も笑いの勉強してない菊地亜美』『批評したらあかん』と発言し、さらなる炎上を招きました」(前出・関係者)

 こういった背景には、さんまが引退を考えており、好感度を気にしなくなったからだと芸能関係者は話す。

■60歳を過ぎたさんまに異変?

 スポーツ紙芸能デスクが語る。

「さんまが60歳をめどに引退すると考えていたのは有名な話です。自身のラジオで、『爆笑問題の太田光(51)に引き止められ思いとどまった』と語っていますが、今年3月には『お笑いは上がつまり過ぎているから面白い番組ができない』と語り、引退の時期を模索しているようです。彼にとって60歳を過ぎた今の芸能生活は余生のようなもの。好感度低下を招いたSMAP発言や炎上発言は、何も気にすることなく、好き勝手発言した結果なんでしょう」

 そして、現在彼が出演している『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)に、その影響が色濃く出ている。

「内輪ウケと批判を浴びることもあるこの番組は、彼が引退を考えた時期に引き受けた仕事で、『好き勝手やっていい』とフジテレビに言われ、始まった番組です。この番組では、彼の好きなお笑い芸人を呼ぶとともに、無名の若手も出演させています。若手にも仕事を与えるためでしょう。思えば彼は、自身のギャラを引き下げると後輩も下がるからと、『さんまのまんま』(同)を終了させました。今後のお笑いのことを考え、自分がいなくなる前に、少しでも芸人の地位を確かなものにして、若手を多く世に排出しようと思っているのでしょう」(前出・関係者)

 さんまが引退する日は、そう遠くない。

文・海保真一(かいほ・しんいち)
※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。
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