セビーリャの世界遺産、イスラム芸術の粋を集めた壮大な宮殿・アルカサルに感動! (3/4ページ)

ドーム型の天井は宇宙を表しているそうで、装飾の精巧さと美しさにすっかり魅了されてしまいます。
アンダルシア地方のイスラム建築といえばアルハンブラ宮殿が有名ですが、このアルカサルも負けてはいません。むしろ、彩色の鮮やかさでいえば、アルカサルが上をいっているのではないかと思うほど。

ペドロ1世宮殿のなかで、王族のプライベートな空間として使用されたのが人形の中庭。

天井の窓から光が差し込む瀟洒なパティオで、グラナダの職人によって造られました。大使の間に比べると控えめな印象を受けますが、柱廊のアーチに施された透かし彫りの細やかさに目を見張ります。
ペドロ1世宮殿は、16~17世紀にイタリア人建築家によって造られた広大な庭園へとつながっています。庭園には大小7つの池があり、観光客が集まっている最も見ごたえのある池が、マーキュリーの池。

マーキュリーの池に面しているイスラム時代の城壁は回廊になっていて、上にのぼって歩くことができます。ヤシの木や白いパビリオンが南国ムードを盛り上げ、ヨーロッパにいるとは思えないほどの異国情緒が楽しめますよ。