月9ドラマに負の連鎖?山田涼介「カインとアベル」俳優が”急死”の大混乱

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月9ドラマに負の連鎖?山田涼介「カインとアベル」俳優が急死の大混乱
月9ドラマに負の連鎖?山田涼介「カインとアベル」俳優が急死の大混乱

 俳優の平幹二朗(ひら みきじろう)さんが都内の自宅で死去していたことがわかった。82歳だった。死因は10月24日現在、明らかになっていない。平幹二朗さんは演出家の故・蜷川幸雄氏とのコンビで多くの舞台にも出演、また大河ドラマでも主演を務めるなどその重厚な演技で日本を代表する俳優の1人として知られていた。そんな平さんが出ていたのが現在放送中のフジテレビ系ドラマ『カインとアベル』だ。

 Hey! Say! JUMP・山田涼介(23)演じる高田優と、桐谷健太(36)演じる隆一の、弟と兄の確執をめぐる物語だが、平さんはその祖父・宗一郎役を演じていた。

「物語の主な舞台は『高田総合地所』という会社です。山田、桐谷ともその会社の社員という設定で、平さんはその会社の会長にあたる。1話目では平さんの出演はわずか1シーンでしたが、今後も社内でのシーンがおそらく大半を占めるでしょうから、出番ももちろん想定されていた。24日現在、代役を立てるべく検討中とのことです」(芸能ライター)

 まだ撮影中の不慮の死。ご冥福をお祈り申し上げたい。それにしても、このところ月9は不運続きだ。

■業界内で「あの枠は呪われている」の声も?

 1月スタートの『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(フジテレビ系)では、劇中で描かれる介護現場のシーンが波紋を呼び、日本介護福祉士会から意見書が送付された。ヒロイン・有村架純(23)が勤める介護施設で24時間にわたる労働を強いられたり、上司からハラスメントともとれる仕打ちを受けるなど、介護現場の労働環境の悪さや賃金の低さを過剰に強調して表現していることが問題視された。

 4月の『ラヴソング』(同)では福山雅治(47)3年ぶりの月9登場となったが、結婚後ファン離れが進んだのか、思ったほど視聴率が伸びずじまい。第6話と第7話では月9史上最低の6,8%を叩き出してしまった。

 7月の『好きな人がいること』(同)も、去年興行収入24億円を記録した大ヒット映画『ヒロイン失格』の桐谷美玲(26)と、その相手役・山崎賢人(22)を再び起用して臨んだが、10話の平均視聴率は8.9%に終わっている。

「それに追い打ちをかけて今回は出演者の急死。業界内では『あの枠は呪われている』と、月9の運のなさに眉をひそめる者もいる」(テレビ関係者)

 年内に終了が決定している『SMAP×SMAP』(同)と合わせて今後、よる9時台もドラマから撤退、9時~11時までの2時間レギュラー枠にするという話もあるが、確かに一度リセットしたほうが良いのかもしれない。

文・阿蘭澄史(あらん・すみし)
※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。
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